粉ミルク 参考文献

粉ミルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/15 14:04 UTC 版)

参考文献

  • マリオン・ネスル 『フード・ポリティクス-肥満社会と食品産業』 三宅真季子・鈴木眞理子訳、新曜社、2005年。ISBN 978-4-7885-0931-3。 food politics, 2002 (広報活動を利用する-粉ミルクか母乳か、179 - 194頁)

関連項目


注釈

  1. ^ 1970年後半には、発展途上国で、粉ミルクのメーカーが、販売員に白衣を着せるなど、粉ミルクが母乳より優れているかのようなイメージを与える広告を行っていた。これによって粉ミルクを販売することで乳児の死亡率が高まっていることに批判が集まり、粉ミルクの国際的なシェアが49%あったネスレ社の製品の不買運動へと発展した[6]
  2. ^ International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes. 「母乳代替品の販売促進に関する国際基準」「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準」などとも。
  3. ^ 2017年にアサヒグループ食品に吸収され解散、ブランド名として存続。
  4. ^ 森永乳業サイトの別ページでは「森永ドライミルク」製造開始を1920年としている。[10]
  5. ^ 東京菓子はのちに明治製菓。その乳業部門がのちに明治乳業となる。
  6. ^ 日本ワイスはワイスの日本法人。2000年に商号を変更し、2001年に江崎グリコ傘下となる
  7. ^ 「SMAミルク」はワイス社で1913年に開発された商品名[15]。現在のアイクレオ公式サイトでも「原点」として触れられているが[15]、沿革(年表)ページでは日本ワイス時代の商品名を出さず「日本で初めて母乳と同様乳糖100%にして、乳児にとって消化吸収の悪い牛乳脂肪を除去した製品」と説明している[16]。2001年以後のアイクレオ社の商品は「アイクレオのバランスミルク」などの名で販売されている[16]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 妊産婦・乳幼児を守る災害対策ガイドライン”. 東京都福祉保健局. 2019年6月8日閲覧。
  2. ^ a b 食料・農業・農村政策審議会 第32回家畜衛生部会 参考資料1 最近の家畜衛生をめぐる情勢について 分割版2”. 農林水産省. 2019年6月8日閲覧。
  3. ^ 「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」 世界保健機関・国連食糧農業機関、2007年[1]
  4. ^ a b c 人工ミルク”. 知恵蔵mini(コトバンク所収). 2018年3月28日閲覧。
  5. ^ マリオン・ネスル 『フード・ポリティクス-肥満社会と食品産業』 2005年。ISBN 978-4-7885-0931-3。179頁。
  6. ^ マリオン・ネスル 『フード・ポリティクス-肥満社会と食品産業』 2005年。ISBN 978-4-7885-0931-3。181 - 183頁。
  7. ^ a b マリオン・ネスル 『フード・ポリティクス - 肥満社会と食品産業』 2005年。ISBN 978-4-7885-0931-3。188頁。
  8. ^ a b 和光堂ミルクの歴史”. アサヒグループ食品. 2018年3月28日閲覧。
  9. ^ 沿革”. 森永乳業. 2018年3月28日閲覧。
  10. ^ 森永のミルクの歴史”. 森永乳業. 2018年3月28日閲覧。
  11. ^ a b 糧食研究会の歴史 III.鈴木梅太郎時代”. 一般財団法人 糧食研究会. 2018年3月28日閲覧。
  12. ^ a b c 明治 粉ミルクの歴史”. 株式会社明治. 2018年3月28日閲覧。
  13. ^ a b 沿革”. 株式会社明治. 2018年3月28日閲覧。
  14. ^ 会社の歴史”. 中央製乳. 2018年3月28日閲覧。
  15. ^ a b アイクレオの粉ミルクとは”. アイクレオ株式会社. 2018年3月28日閲覧。
  16. ^ a b 会社の歴史”. アイクレオ株式会社. 2018年3月28日閲覧。


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