東南アジア諸国連合地域フォーラム 東南アジア諸国連合地域フォーラムの概要

東南アジア諸国連合地域フォーラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/20 08:43 UTC 版)

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概要

加盟国相互の (1) 信頼醸成、 (2) 予防外交、 (3) 紛争解決の三段階を目指す。常務事務局を持っていないため夏のASEAN外相会議に合わせて閣僚会議が開催されている。2004年ジャカルタで開かれたARF閣僚会議では、パキスタンが正式参加を認められ、国防を担当する各国政府高官による「ARF安全保障政策会議」 (ASPC) 設置が決まった。

1993年、シンガポールでの ASEAN 拡大外相会議で創設を決定。1994年7月、タイのバンコクで ASEAN 外相会議に合わせ 17ヵ国と欧州連合(EU)の外相等が参加し第1回会合が開かれた。

2006年7月24日の閣僚会議で、自然災害の緊急対応策などに関する声明案が採択された。

第13回ARFは、2006年7月28日に現ASEAN議長国であるマレーシアで開催され、「現在の朝鮮半島情勢」が討議された。なお、前回(2005年)の第12回ARFをミャンマー問題を理由に欠席したアメリカのライス国務長官も出席した。

2007年7月のタイのバンコクで開かれた閣僚会議には北朝鮮も参加した。日本と北朝鮮、韓国と北朝鮮の外相会談がはじめて開かれ、それぞれ共同声明を発表した。

第17回閣僚会議が、2010年7月下旬ベトナムのハノイで開かれる。自由な意見交換の重視と全会一致に決定が原則である。毎年開催される。7月23日ハノイで開かれ、24日議長声明が発表された。声明は、韓国哨戒艦沈没事件について、北朝鮮を名指ししなかったものの攻撃の結果による沈没と認定し、懸念を表明した。さらに朝鮮半島の平和と安定の重要性を強調した。

加盟国

  ASEAN加盟国
  ASEAN地域フォーラム

加盟国は ASEAN 10か国+16か国1機構。

脚注

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