パッケージソフト
【英】packaged software
パッケージソフトとは、量販店などの店頭で、記憶メディアに記録され、包装された(packaged)状態で販売されているソフトウェアの総称である。
パッケージソフトは、CD-ROMやDVD-ROMなどの記憶メディアに記録され、説明書などと共に箱やプラスチックケースに入れられている。購入後は、メディアをPCに読み込ませてインストールする。メディアが手元に残るので、再インストールが何度でもできるというメリットがある。ネットワークからダウンロードして入手する「オンラインソフト」の形態と対比される。
パッケージソフトとして提供されるソフトウェアは、汎用性を持ち、ある程度幅広い需要に応えることができるように作られている。アプリケーションスイートのように複数の製品がセットになっている場合も多い。
最近では、同じソフトウェアが店頭(パッケージソフト)とネットワーク(オンラインソフト)の両方のチャネルで販売されていることもある。また、パッケージソフトを購入した後、製品のバージョンアップやアップグレードなどのサービスはオンラインで受けることができる場合も多い。
市販ソフトウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/07 06:34 UTC 版)
市販ソフトウェア(しはんソフトウェア)とは、ソフトウェア開発に携わっている企業および会社が有料で販売しているソフトウェアを指す。パソコンショップや電化製品店など、店頭に置かれているパッケージソフトウェア(パッケージ)のほとんどはこれに該当する。
ネットワークで配布されているシェアウェアと違い、市販ソフトは媒体(CD-ROMやフロッピーディスクなど)や説明書などが1つのパッケージに納められて販売されるのが一般的である。また市販ソフトの値段は安いものから高いものまでさまざまであるが、マイクロソフト社のWindowsやOfficeなどの代表的なビジネスソフトには、アカデミックパッケージと呼ばれる教育機関に所属する人(学生や教職員など)を対象に特別価格で販売されているものもある。
関連項目
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市販ソフトウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:59 UTC 版)
商業ベースの市販ソフトウェアも多数のタイトルがあり、マイコン専門店においては豊富に取り揃えられていた。初期のソフトウェアの品質は玉石混淆であったが、ある程度ハードウェアの淘汰が進み、ソフトウェアの流通が整備されてくると、品質も次第に向上していった。 ジャンル構成は、OS、システムユーティリティ、アセンブラやコンパイラとエディタやデバッガ等を含めたプログラミング環境、表計算、ワードプロセッサ、データベース、帳票処理などの実務アプリケーション、CAI用の教育用ソフトウェア、住所録や家計簿などの家庭向けソフトウェア、ゲームなどであった。 同時代の特色として、当時の物価水準ではパソコン本体及び周辺機器が高価であったことに加え、ソフトウェアもまた(単価が現在と大差ないことを鑑みれば)高価なものであったことから、主要都市やターミナル駅の周辺にはこれらのソフトウェアの(違法な)レンタルショップやコピーショップ、コピーガード除去ツールを販売する店も存在していた。
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