プログラミング環境とは? わかりやすく解説

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プログラミング環境

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 13:57 UTC 版)

PDP-8」の記事における「プログラミング環境」の解説

PDP-8の最も基本的なソフトウェア開発システムは、機械語バイナリ形式フロントパネルから入力するものであったその後、PAL-8アセンブリ言語ソースコード紙テープ格納しメモリロードし紙テープセーブし紙テープからアセンブルされてメモリ格納されるようになった紙テープ方式プログラミング言語としては他に FOCAL インタプリタ4K FORTRANコンパイラなどがある。最終的には OS/8 や COS-310 といったオペレーティングシステムによって、ラインエディタやコマンドラインコンパイラといった開発システム構築された。サポート言語としては、PAL-IIIアセンブリ言語FORTRANBASIC、DIBOLなどがある。 初期PDP-8システムにはオペレーティングシステムがなく、フロントパネルスイッチしかなかった。様々な紙テープ式「オペレーティングシステム」が開発されたが、いずれもシングルユーザー方式であった最後期には先進的なRTOSプリエンプティブ・マルチタスク/マルチユーザーシステムが利用可能となった例えRTOSの RTS-8、マルチユーザーシステムの COS-300 や COS-310、シングルユーザー用ワードプロセッシングシステム WPS-8 などがある。 タイムシェアリングシステム TSS-8 も使用可能であった。TSS-8 では複数ユーザーが110ボー端末からシステムログインすることができ、プログラムエディット/コンパイル/デバッグ同時にできた。言語としては、BASIC特別バージョンFORTRANサブセット(サブルーチン書けない)、ALGOLサブセット版、FOCAL、PAL-Dアセンブラなどが利用可能である。 DECUS (Digital Equipment Computer User Society) はPDP-8用にユーザー寄贈した相当量ソフトウェア保有している。

※この「プログラミング環境」の解説は、「PDP-8」の解説の一部です。
「プログラミング環境」を含む「PDP-8」の記事については、「PDP-8」の概要を参照ください。

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