世論調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 23:47 UTC 版)
討論型世論調査
- 20世紀に、討論型世論調査 ( deliberative poll ) が、ジェイムズ・フィシュキンによって提唱された。
- 21世紀、日本においては、将来の原発政策をめぐって討論型世論調査が採用された。
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世論調査担当者からの内実
河北新報社の記者は平日の日中に電話に出るのは高齢者ばかりだということと、世論調査が好きな記者はいないことを明かしている。理由として無言で電話を切られること、記者による質問を意に介さず持論を喋り続ける人たちを上げて、「ストレスが多い作業」と明言している[32]。
調査対象者からの批判
- 2020年6月、ドナルド・トランプ米大統領は、CNNが行った2020年アメリカ大統領選挙に向けた世論調査について「偏向した質問事項とゆがんだ抽出方法を通じ、米国の有権者を欺く狙いがある」として調査結果の撤回と謝罪を要求した。調査結果では、トランプ大統領の対抗馬であるジョー・バイデンが大幅にリードしている結果を示していた。これに対して、CNNの執行副社長は「アメリカの政治家や選挙陣営がCNNの世論調査の結果を気に入らないという理由で法的措置を示唆してきたのは初めてだ」として謝罪を拒否した[33]。
参考文献
- ダレル・ハフ(Darrell Huff)、高木秀玄訳『統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門』(1968/7/24 講談社ブルーバックス ISBN 4-06-117720-6)
- 谷岡一郎『「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ』(2000/6/20 文藝春秋文春新書 ISBN 4-16-660110-5)
関連項目
- ^ アメリカ大統領選挙の番狂わせ(前編)~ 標本調査における偏り①|統計学習の指導のために(先生向け) 総務省 統計局
- ^ 学校における統計教育の位置づけ|統計学習の指導のために(先生向け) 総務省 統計局
- ^ 日本世論調査協会会報「よろん」103号、2009年3月
- ^ 日本世論調査協会[団体会員名簿]
- ^ 国民生活に関する世論調査 5 標本抽出方法 -内閣府
- ^ 系統抽出 日経リサーチ
- ^ 標本の抽出は、どのように行えばよいのですか - 埼玉県
- ^ アメリカ大統領選挙の番狂わせ(後編)~ 標本調査における偏り②|統計学習の指導のために(先生向け) 総務省 統計局
- ^ 無作為抽出 日経リサーチ
- ^ 世論調査 - 内閣府
- ^ a b 世論調査 - ニュース特集 - asahi.com
- ^ a b なるほど統計学園高等部 | 調査に必要な対象者数 - 総務省統計局
- ^ 面接調査の現状と課題 NHK放送文化研究所
- ^ 世論調査 「RDD」方式とは - 政治 朝日新聞デジタル
- ^ 調査の方法 日経リサーチ
- ^ 福田昌史、固定電話と携帯電話を対象とした電話調査の導入と推定値の評価 『行動計量学』 2017年 44巻 1号 p.85-94, doi:10.2333/jbhmk.44.85
- ^ 日本の世論2016:初のネット回答 郵送調査に加え - 毎日新聞
- ^ 世論調査 - よくあるお問い合わせ -内閣府
- ^ インターネットによる国民生活に関する意識調査 内閣府
- ^ インターネットによる国民生活に関する意識調査 調査結果の概要 内閣府 2008年4月
- ^ ニコニコアンケート
- ^ インターネット調査 日経リサーチ
- ^ 三浦『洗脳選挙』光文社ペーパーバックス、2005年1月、ISBN 4-334-93351-3、72頁参照
- ^ 世論調査の役割と限界 峰久和哲(朝日新聞編集委員)
- ^ “中高年500人酷使 大手紙「世論調査」はブラック労働だった”. 日刊ゲンダイ (2014年12月7日). 2014年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月21日閲覧。
- ^ a b “フジ・産経「世論調査捏造」を生んだ根深い病巣”. 東洋経済新報 (2020年6月21日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “産経・FNN合同世論調査、委託先社員が不正”. 産経新聞 (2020年6月19日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “日本テレネット FNN世論調査データの不正入力を認め謝罪「信頼を裏切る結果に」「一部社員の不正行為」”. スポーツニッポン (2020年6月20日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ 佐藤卓己『メディア社会-現代を読み解く視点』113頁 (岩波新書、2006年)
- ^ 佐藤卓己『メディア社会-現代を読み解く視点』113頁-114頁 (岩波新書、2006年)
- ^ 1936年~2008年のギャラップ世論調査と得票率結果(ただし、得票率で負けた候補が当選した事例あり) アメリカ大統領選挙ニュース:ギャラップ
- ^ 世論調査2018年3月14日
- ^ “バイデン氏リードの世論調査、トランプ陣営がCNNに撤回と謝罪要求”. CNN (2020年6月11日). 2020年6月13日閲覧。
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