request for proposalとは? わかりやすく解説

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RFP

読み方:アールエフピー
別表記:Request for Proposal

RFP(Request for Proposal)とは、システム開発発注などを行う際、発注先立ち発注者受注者(の候補に対して提案依頼する文書のことです。「こういう要件システム開発して欲しい」「そのためのシステム設計各種見積もり算出してみて欲しい」という意向伝達するために作成されます。

RFPの内容踏まえて受注者(の候補)はシステムの設計開発計画見積もり発注側に提案します。それで合意得られれば正式な発注進められます。

RFPは、発注する側が要望正しく誤解なく、過不足なく)伝えるための資料として重視されます。RFPを用意しない場合基本的に打合せの場を設けて説明する形が取られますが、口頭での伝達情報伝わり方にムラ生じがちです。情報重要度認識食い違い生じたり、場の雰囲気つられて言った冗談冗談として伝わっていなかったり、曖昧な部分曖昧になったままプロジェクト進行していったり、というような要素伴いがちです。こうなると後々見積もり修正必要になったりしてしまう懸念残ります

RFPを作成する場合、あらかじめ文書としてまとめる形を取ることにより、発注者側は依頼要件明確に伝えることができ、受注する側も不明曖昧な部分突き止めやすくなります文書の形で残すことにより情報がしっかり共有され認識齟齬最小化されます。そのため、最良提案期待できるというわけです。

RFPと似た語として「RFI」という用語がありますRFIは「Request For Information」の略で「情報提供依頼書」とも訳されます。RFIは、RFPの作成先立って発注先(の候補)に情報提供依頼すること、または、その旨依頼する文書のことです。RFIでは、提案依頼のために必要だけれど発注者側は分からない情報、たとえばソリューション提案内容)の具体的事例大まかな工期費用などの規模といった情報問い合わせられます。

アール‐エフ‐ピー【RFP】

読み方:あーるえふぴー

《request for proposal》システム開発時に使用者側が必要とする性能満たす設計案提出開発側に求めること。また、その仕様書提案依頼書提案要求書


提案依頼書


提案依頼書

(request for proposal から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 02:34 UTC 版)

提案依頼書: Request for proposal、RFP)とは、発注側がシステムインテグレーターなどのベンダーや開発者に対して提案書を提出してもらうために依頼する書面である[1]。提案依頼書にはシステムの概要、ハードウェア・ソフトウェアなどの技術的要件、納期などを記載する。それを基にシステムインテグレーターは提案書を発注側に提示する[1]




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