proprietary
「proprietary」とは、所有主の・私有の・所有者のことを意味する英語表現である。
「proprietary」とは・「proprietary」の意味
「proprietary」は、形容詞と名詞の両方で使われている英語表現である。形容詞として使われている場合、所有者の・私有の・所有者にふさわしいなどの意味があげられる。名詞として「proprietary」を使う場合は、所有者・所有権の意味になる。また「proprietary」に関連した英語表現の1つに「Proprietor」がある。「Proprietor」は、名詞で所有者の意味があるが、お店などの持ち主やオーナーの意味で使われることが多い。「proprietary」は、英文の契約書内で使われること場合「機密の」もしくは「専有する」の意味で使われている。「proprietary」の発音・読み方
「proprietary」における発音記号は、「prəpráiətèri」である。発音の目安をカタカナで表記すると「プラァプラァィアテェリィ」になり、発音の仕方は以下の通りとなる。・「p」は、唇を閉じて息を止めた状態から、唇を「プッ」と破裂させて発音する。
・「rə」の発音では、「r」の部分は舌の先を内側に巻いたら、そのままどこにも触れずに「ル」のような音を出し、すぐに母音へ移動する。「ə」では、弱く曖昧に「ア」と口をあまり開けずに発音する。2つを続けると「ラァ」の発音になる。
・「p」は、最初の発音と同様に唇を閉じて息を止め、その状態から急に「プッ」と唇を破裂させて発音する。
・「rái」における「r」では、舌の先を内側に巻いたら口の中でどこにも触れずに「ル」のような発音をする。そして「a」は「ai」の二重母音で、「a」から「i」をスムーズに変化させ1つの音のように表現する。最初は口を広く開けて、発音の終わりで口を狭くし「アィ」と発音する。続けて言うと「ラァィ」になる。
「proprietary」の語源・由来
「proprietary」は、「所有物(property)を持っている人(-arius)」がコアの語源となっている英語表現である。またラテン語の「proprietarius(所有者)」や「proprietas(所有物)」に由来している。「proprietary」を含む様々な用語の解説
「Proprietary confidential」とは
「proprietary」と同じように「confidential」は、契約書などで秘密保持に関する項目で使われることがある英語表現である。例えば「confidential information」の場合、「秘密情報」の意味になる。秘密情報を扱う場合、情報漏洩に注意する必要がある。
「Proprietary information」とは
「Proprietary information」は、「機密情報」もしくは「専有情報」を意味している英語表現である。「confidential information(秘密情報)」と似たような意味で使われているが、厳密には意味が異なる。秘密情報は当事者間の取り決めで情報の扱い方を決めるのに対し、機密情報は企業や国の期間にとって重大な情報のことを示している。
「proprietary software」とは
「proprietary software」は「プロプライエタリソフトウェア」のことで、ソフトウェアの開発者もしくは知的財産権を保有しているソフトウェアのことである。定義された条件の中でエンドユーザーや事業者が限定的に使っているため、「クローズドソフトウェア(closed software)」と呼ばれることもある。また「プロプライエタリソフトウェア」の対義語に当たるのが、「オープンソースソフトウェア(open source software)」である。
「proprietary trading」とは
「proprietary trading」は、金融業界における「自己勘定売買」のことである。投資銀行や証券会社が、自己資金を元手にして市場取引を行うことを「自己勘定売買」と呼んでいる。
「Confidential and proprietary」とは
「Confidential and proprietary」とは、「秘密および機密」のことを指している。例えば「Confidential and proprietary information」であれば、「秘密および機密情報」と訳することができる。主に契約書で利用される英語表現である。
「proprietary」の使い方・例文
「proprietary」の使い方には、以下のような例文があげられる。・The company bought the proprietary right from him.(企業は所有権を彼から買い取った)
・He is a doctor who works at a proprietary hospital.(彼は私立病院に勤務する医師である)
・Avoided the risk of bankruptcy by selling its proprietary label.(独自ブランドが売れて倒産の危機を免れた)
・The team discussed proprietary information.(チームで情報の専有性について話し合った)
・They claim proprietary of each other.(彼らはお互いに所有権を主張している)
プロプライエタリ
「独占的な」という意味の形容詞。ソースコード、仕様、規格、構造などが公開されていない状態を指す。特定の企業や団体が権利を保有し、その具体的詳細を公開していないこと。プロプライエタリシステム、プロプライエタリソフトウェアなど。「オープン」の反意語として使われる。
関連する語として「クローズド」という語があるが、この語はソースコードが公開されていない状態のみを指すことが多い。
オープンであることを至上とする教条主義的な文脈において、否定的な形容として使われることがあるが、この語自体に否定的な意味はない。
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