nmmn
nmmnとは
nmmnとは、実在する人物を題材にした二次創作ジャンルを指すネット用語である。「ナマモノ(生もの)」のローマ字表記を簡略化したもので、主に検索避けやコミュニティ内での暗黙のルールとして使われるタグである。表記は「nmmn」や「n/m/m/n」などバリエーションが存在する。ナマモノの意味
ナマモノとは、俳優、アイドル、配信者、スポーツ選手など、実在する人物を題材とした創作全般を指す言葉である。フィクションのキャラクターとは異なり現実の人物を扱うため、取り扱いには強い配慮が求められるジャンルである。nmmnタグの使われ方
nmmnタグは、検索エンジンや一般ユーザーの目に触れにくくするための検索避けとして使われてきた。しかし現在では検索技術の進化により、完全に隠す効果は薄れている。それでもコミュニティ内ではマナーや暗黙の了解として使用され続けている。nmmnの暗黙ルール
nmmnジャンルでは、実在の人物への配慮が最も重視される。具体的には、鍵付きアカウントでの公開、検索に引っかかりにくい表記の使用、本人や関係者の目に触れないようにするなどのルールがある。これらは明文化されていない場合も多いが、コミュニティ内では常識として共有されている。nmmn創作の注意点
nmmnは扱いを誤るとトラブルにつながりやすいジャンルである。実在の人物のイメージを損なう表現や、無断での拡散は問題視されやすい。そのため、公開範囲や表現内容に細心の注意を払い、あくまで閉じたコミュニティ内で楽しむ姿勢が求められる。nmmn
「nmmn」とは、実在する人物を用いた二次創作のことを意味する表現である。
「nmmn」とは・「nmmn」の意味
「nmmn」とは、アイドルや俳優など、実在する人物を題材とした二次創作のことである。「ナマモノ」と呼ばれる二次創作であり、生きている人が生ものということが由来となっている。実在する人物が題材になっている上に、二次創作を行う人の趣向が大いに反映されていることがほとんどだ。そして、公になると、題材となっている本人や、そのファンを傷付けることになりかねない。さらに、肖像権や人格権の侵害にもなり得る。そのため、表に出ないよう、対策として「nmmn」という隠語が使用されることが多い。「nmmn」の題材となり得る人は、ジャニーズのようなアイドルから、配信サイト上で活躍している歌い手、スポーツ選手まで、非常に幅広い。また、VTuverのように、アバターとして活動をしている人を題材にした二次創作も、「nmmn」として扱われることが多い。そして、実在する人ではなく、その人がドラマや舞台などで演じた人物を題材にした二次創作もある。そのような二次創作の隠語には、「hnnm(ハンナマ、半生)」が使われる。
「nmmn」の二次創作を作ったり、閲覧したりする際には、暗黙のルールを守らなければならない。原則として「nmmn」に当たる二次創作は、題材なっている人やファンに見せてはいけない。芸能関係をしている人の中には、すとぷりのように、「nmmn」を受け入れられない人が大勢いる。そのような人やファンに、迷惑をかけないことが第一である。
そして、「nmmn」は、目にした人が不快な気持ちになる可能性が高いため、人に勧めてはいけない。もちろん、公共の場に当たるところで公開することも避けるべきである。ツイッターやPixivなどのSNS上で、「nmmn」に該当する二次創作を投稿する場合、「nmmn」について理解できている、限られた人しか閲覧できないようにしなければならない。ツイッターの場合は、鍵アカウント機能を使用することが望ましい。相互フォローをして、相手が投稿を見られるようにする前に、パスワードを確認する形である。
パスワードは、「twITter」のような一般的なものではなく、「nmmn」用のアカウントであるとわかるものが望ましい。英語で「nmmn」に該当する「real person slash」を略した「rPS」や、「nmmn」を指す「801」や「810」といった数字が使用されることが多い。相手にパスワードとしてアルファベット3文字を求めた際に「rPS」という答えが返って来たり、数字を訊ねて「801」「810」と答えられたりしたら、相手は「nmmn」を理解できていることの証明になる。
また、タグの扱いに気をつけることが重要である。タグを辿って、題材にしている人のファンが「nmmn」を目にしてしまわないよう、芸名やファンの間で使われているあだ名などは、タグにしてはいけない。Pixivは、ツイッターのように鍵アカウントを作ることができないため、タグから簡単に「nmmn」にアクセスできてしまう。そうして、トラブルになった例はいくつもある。そのようなPixiv 事件を未然に防ぐためにも、暗黙のルールは守らなければならない。
「nmmn」の読み方
「nmmn」の読み方は、「なまもの」である。「ナマモノ」をローマ字表記した「namamono」から、子音のみを抜き出す形で「nmmn」となっている。「nmmn」の熟語・言い回し
我々だ nmmnとは
「我々だ nmmn」は、配信者グループ「○○の主役は我々だ!」に関する、二次創作のnmmnである。基本的には公認されており、規約に「ハーケンクロイツを使用しないこと」など、個性的な禁止事項が設けられているのが特徴だ。ただ、nmmnに関する暗黙のルールは、守られなければならない。しかし、nmmnの暗黙ルールを守らないファンが大勢いるため、問題視されることも少なくない。
nmmn界隈とは
「nmmn界隈」は、nmmnに該当する、二次創作を行っている人々の集まりである。存在自体が公になってしまうと、題材となっている人物に迷惑がかかる。そのため、nmmnの置かれている立場を理解した人のみが集まる、閉鎖的な界隈となっていることがほとんどである。
生モノ (同人)
(nmmn から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/02 03:17 UTC 版)
生モノ(なまモノ)とは、同人誌などにおいて、タレントやスポーツ選手など、実在の人物・生き物(固有名称を持つもの)を題材にしていること、および題材にして制作された作品を指す隠語。特にやおいのジャンルで使われる[1]。ナマモノや、隠語をさらに隠語化したnmmn[注釈 1]という表記も行われる。
英語では「real person fiction」(RPF)と言う[2]。特に同性愛かつ性的描写が含まれる場合は「real person slash」(RPS)と呼ばれる[3]。
生きている人間の私生活を題材とするため、本人や関係者、ファンなどの目に触れないようにするなど、取り扱いに注意すべきという意味が込められている。
用語
- J禁(ジェイきん)
- ジャニーズ事務所関係者、もしくはJリーグのチーム関係者へ見せないようにという意味の言葉[4]。芸能人を題材としたやおい同人誌を、本人が出演するラジオ番組に送ったという都市伝説があり、そこからこのような注意書きが行われるようになったと言われる[4]。
- P禁(ピーきん)
- 同人文化を知らない一般の人たち(一般ピープル)へ見せないようにと言う意味で、生モノだけの用語ではないが、生モノで多く使われる[4]。
- 半生(はんなま、hnnm[注釈 1]とも)
- 実写ドラマ・映画などを題材にしている作品は、登場人物自体は架空であっても、実在の俳優が演じているため、このように俗称されることがある[5]。
脚注
注釈
出典
- ↑ 杉浦由美子『オタク女子研究 腐女子思想大系』原書房、2006年、61頁。ISBN 978-4562039920。
- ↑ Fathallah, Judith (2018年12月1日). “Reading real person fiction as digital fiction: An argument for new perspectives” (PDF). Convergence (英語). 24 (6): 568–586. doi:10.1177/1354856516688624. ISSN 1354-8565. S2CID 148751639. 2026年2月18日閲覧.
- ↑ Ock, Hyun-ju (2021年1月13日). “Controversy grows over ‘real person slash’ sexualizing male K-pop idols”. コリア・ヘラルド. 2026年2月18日閲覧.
- 1 2 3 大崎祐美『腐女子のことば』一迅社、2009年、139、140、155頁頁。 ISBN 978-4-7580-1137-2。
- ↑ 金田一「乙」彦『オタク語事典 〜マンガ・アニメ・ネット・ゲームの最新&定番ワードがまるわかり』美術出版社、2009年、91頁。 ISBN 978-4568221329。
関連項目
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