dynaPad(ダイナパッド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 10:16 UTC 版)
「dynabook (ブランド)」の記事における「dynaPad(ダイナパッド)」の解説
デタッチャブルタイプのB5モバイルノート。ディスプレイには12型・WUXGA+(画面解像度1,920×1,280ドット)の高精細液晶を搭載しており、Corning社の薄型強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用するほか、液晶と表面ガラスの間に隙間が無いダイレクトボンディングの採用により乱反射を防ぎ、ペン先と液晶面のギャップが小さくなるためペンで書いた時の視差が少ない特徴がある。さらに、AR(アンチリフレクション)コーティングも施すことで日光や照明などの反射光を低減し、液晶画面にも指紋が付きにくい耐指紋コーティングも施された。併せて、独自の高密度実装技術も導入し、基板回路を高密度に集約する片面実装を行い、Wi-Fiアンテナは筐体の断面構造に合わせて小型化するなどにより、キーボードを外したタブレット単体で厚さ約6.9mm・重量約569gの世界最小・最軽量を実現している。また、カーボンとプラスチック樹脂の一体成型ボディを採用することで高剛性も両立している。キーボードドックは約19mmのフルサイズキーピッチと約1.5mmのキーストロークを確保し、タッチパッドを指で操作した時のみ有効になるパームリジェクション機能を備えたクリックパッドも搭載している。また、ワコム製のアクティブ静電結合方式を採用したデジタイザーペンを同梱しており、文字の太さや濃淡を自在に表現できるほか、ペン先を1.0mmに細くすることで小さな文字も手書き入力が可能であった。タブレット本体にはmicro USB2.0コネクタ(2系統)、HDMI(micro)コネクタ、micro SDカードスロットを搭載するほか、電子コンパス・加速度センサー・ジャイロセンサーも搭載する。「dynabook Tab」同様、2016年以降は法人向け専売となっていたが、2018年夏モデルを最後に販売を終了した。
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