component object modelとは? わかりやすく解説

Component Object Model

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/18 14:54 UTC 版)

Component Object Model(COM、コンポーネント オブジェクト モデル)とは、マイクロソフトが提唱するソフトウェアの再利用を目的とした技術のことである。COMは相互作用するバイナリソフトウェアコンポーネントを作成するための、プラットフォーム非依存・分散型・オブジェクト指向のシステムであると説明されている[1][2]。具体的にはアプリケーションソフトウェア間の通信や、オペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアとのインターフェイス(API)に用いられる。


  1. ^ Component Object Model (COM) - Windows applications | Microsoft Docs
  2. ^ The Component Object Model - Windows applications | Microsoft Docs
  3. ^ [MC-COMQC]: Component Object Model Plus (COM+) Queued Components Protocol | Microsoft Docs
  4. ^ The Mono Runtime | Mono
  5. ^ COM Interop | Mono
  6. ^ DirectXのCOMは主にC++から使われることを想定した独自実装となっており、標準的なCOMの流儀に則っていない部分もある。オブジェクトの生成にCoCreateInstance()関数を利用せずD3D11CreateDevice()のような独自のファクトリ関数を用意している、IXAudio2SourceVoiceのようにIUnknown派生でないインターフェイスが存在している、といった具合である。
  7. ^ 例えばMicrosoft Visual Studioのプロジェクトファイルおよびソリューションファイルでは、各プロジェクトを識別するためにGUIDが使われる。
  8. ^ Windows 8時代のアプリ開発とWinRT - @IT
  9. ^ IOleObject (oleidl.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
  10. ^ <ProgID> Key (COM)” (英語). MSDNライブラリ. 2016年6月12日閲覧。
  11. ^ 例えば、DAOでは呼び出し先コンポーネントがSQL Server用実装であるか、Oracle DB用実装であるかを意識することなく、クライアントアプリケーションを記述できる。
  12. ^ ActiveXコントロール、ActiveXサーバ、およびタイプライブラリを登録する方法 - National Instruments
  13. ^ DirectX に関してよく寄せられる質問
  14. ^ The Versioning Theory for RPC and COM (Windows)
  15. ^ 参照カウント


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