Windows 7モード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 16:55 UTC 版)
「F-07C」の記事における「Windows 7モード」の解説
Windows 7 Home Premium 32ビット版 Service Pack 1では機能としては、基本的にはPCと同等の機能を有しており、ブラウザにはInternet Explorer 9.0+Microsoft Silverlightが搭載されているため、PCとまったく同等のサイトの閲覧が可能となる。それに加えMicrosoft Office Personal 2010(2年間ライセンス版)がプリインストールされているため、PCと同等のWordやExcelを利用することができる。その他様々なWindows 7用のアプリケーションをインストールし利用することが可能となる。ストレージにはハードディスクではなく、フラッシュメモリー32GBを利用できるほか、microSDHCカード32GBも利用できるため、最大で64GBまでストレージとして利用することができる(なお、microSDスロットはmicroSDXCにも対応している構造であり、動作保証外であるが使用可能なものもある)。 操作はスライド式のQWERTYキーボードやトラックボール、及びタッチパネルで操作をすることが可能となるが、別売りのHDMI端子とUSB端子4つを搭載したクレードルに端末を指すことで、USBを利用したマウスやキーボード、外付けハードディスクやDVDドライブ等の外部ストレージを利用することができるほか、HDMI搭載のディスプレーやテレビに画像を映すことができる。 通信機能としては、FOMAハイスピードでの利用はもちろん可能であるが、その際はiモードとは別に、mopera U等のFOMAハイスピード対応のプロバイダーとの契約が必要となる。また通話やiモードは利用せず、Windowsだけしか利用しない場合は定額データプランで利用することが可能となる。 その他通信機能として、Wi-Fi機能も搭載されており、IEEE802.11b/g/nでの接続が可能となるため、最大65Mbpsの高速通信も利用可能となる。ただし3GとWi-Fiの同時利用はできないため、WiFiテザリングなどは利用できない。 またBluetoothや赤外線も搭載されているが、これらの機能はWindowsモードでは利用できない。また、GPSも携帯電話モードでないと利用できない。 PCモード時の動作時間は、約2時間としている。 Windowsモードの場合カメラは内側カメラのみ利用可能で、TVチャットなどに利用することも可能となるが、メインカメラは携帯モードでないと利用ができない。 DVDドライブ共有機能が搭載されており、無線LANを経由して別のパソコンのDVDドライブを利用することができ、ソフトウェアのインストールなどを行うことができる。
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