OMAP
読み方:オーマップ
別名:OMAP Mobile Processors,Texas Instruments OMAP
OMAPとは、テキサスインスツルメンツが開発したモバイルCPUのシリーズ名である。主にスマートフォンやタブレット型端末などのモバイル端末に搭載されている。
OMAPは、汎用性や低消費電力などを特徴とするARMアーキテクチャのマイクロプロセッサに、無線データ通信や音声・画像処理などのデジタル信号処理に特化したデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を組み込んだ構成となっている。
2011年11月現在、OMAPは第4世代となる「OMAP4シリーズ」が主力となっている。製造プロセスが45nmのデュアルコアプロセッサで、1.0GHz~1.5GHzの処理性能を持つ。
OMAP3はMotorola Charm、Palm Pre、Optimus bright、Galaxy Sなどに採用されており、OMAP4はBlackBerry PlaybookやArrows Tab、Galaxy Nexus、Kindle Fireなどに採用されている。他にも多くの携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍リーダーといったマルチメディア端末で採用されている。
なお、スマートフォンを中心に採用されているモバイルCPUの主なシリーズとしては、OMAPの他に、Qualcommの「Snapdragon」、NVIDIAの「Tegra」などがある。ちなみにiPhoneやiPadには「A4チップ」や「A5チップ」などのシリーズが搭載されている。
参照リンク
OMAP Mobile Processors - (Texas Instruments。英語)
OMAP テクノロジー - (日本語)
Texas Instruments OMAP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 13:35 UTC 版)
Texas Instruments OMAP (オーマップ、Open Multimedia Application Platform) はテキサス・インスツルメンツ社のマルチメディアアプリケーション向けマイクロプロセッサの商標である。携帯電話やタブレットなどがOMAPプロセッサを搭載している。
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- ^ http://www.ti.com/lit/ml/swpt034b/swpt034b.pdf Texas Instruments:OMAP™ 4 Mobile Applications Platform(英語PDF)
- 1 Texas Instruments OMAPとは
- 2 Texas Instruments OMAPの概要
- 3 関連項目
「Texas Instruments OMAP」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
マイクロプロセッサ | AMD K6-III IBM 386SLC Texas Instruments OMAP SPU UltraSPARC T1 |
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