XScale
読み方:エックススケール
別名:XScaleマイクロアーキテクチャ
XScaleとは、Intel社が2000年8月に発表した、携帯情報端末(PDA)などの小型インターネット機器向けの32ビットマイクロプロセッサの基本設計(アーキテクチャ)のことである。
XScaleは英国のARM社によって開発された「ARMアーキテクチャ」を土台に改良が加えられたものである。ARMの特長である小型・省電力を受け継ぎながら、さらにパイプライン拡張やマルチメディア命令の追加、分岐予測バッファの搭載などによってマルチメディア機能が強化されている。
また、動作クロックも最高で400MHzに達するが、電力消費は他のプロセッサに比べて低い点も、XScaleの特徴となっている。
IntelはこのXScale技術を採用し、2002年2月に「PXA」シリーズとして発表している。PXAはシャープのザウルスや東芝のGENIOに搭載されている他、携帯電話などにも採用されている。
RISC: | UltraSPARC II UltraSPARC III UltraSPARC V XScale |
互換マイクロプロセッサ: | Apollo Crosoe SE Crusoe |
XScale
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/12 15:33 UTC 版)
XScale(エックススケール)は、インテルが実装した第五世代ARMアーキテクチャのRISCマイクロプロセッサであり、v5TE ISAに基づいている。
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