IBM 386SLCとは? わかりやすく解説

IBM 386SLC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 07:12 UTC 版)

IBM 386SLCインテルがライセンスした386SXの派生であり、1991年IBMによって開発・製造された。省電力管理の能力と、8KBの内蔵キャッシュを備えることにより、より高価である同じクロックの 386DX プロセッサと同じぐらいの性能で動作した。IBMの中では、SLC"Super Little Chip" のイニシャルとして知られ、IBM PS/2 35, 40 56シリーズと IBM PS/ValuePointで使用されたが、あまり大きなシェアを得ることはなかった。 IBM 386SLC は 8086を装備した PS/2 25シリーズの アップクレードオプションとしても出荷された。


  1. ^ Frank van Gilluwe, "The Undocumented PC, second edition", 1997, ISBN 0-201-47950-8, page 55
  2. ^ 大原雄介 (2009年3月16日). “【マイコンデータ室】その他のx86系プロセサの系譜”. 日経XTECH. 2020年11月23日閲覧。
  3. ^ 大原雄介 (2010年8月23日). “CyrixにIBMにRiSE、マイナー系x86ベンダー総ざらえ”. ASCII.jp. 2020年11月23日閲覧。


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Intel 80386」の記事における「IBM 386SLC」の解説

386SL(386SX)ベースIBM改良版内部32ビット外部データバス16ビットのまま、内蔵キャッシュ8K搭載IBM PS/2 などに搭載インテル80386からセカンドソース廃止したが、IBMインテルとの提携により、80486までは製造ライセンス持っていた。名称の「C」Cacheの略とも言われる

※この「IBM 386SLC」の解説は、「Intel 80386」の解説の一部です。
「IBM 386SLC」を含む「Intel 80386」の記事については、「Intel 80386」の概要を参照ください。

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