シン‐クライアント【thin client】
シンクライアント
シンクライアントとは、ネットワークにおける端末のうち、クライアント自身がハードディスクを持たず、アプリケーションソフトもサーバー側で起動するため、最低限の入出力装置しか持っていないような端末のことである。または、そのような端末とサーバーで構成されたネットワーク構成を指すこともある。
シンクライアントは企業などにおいて導入される。データを各クライアントに分散させず、サーバーで一元管理するため、情報漏洩の阻止・抑止が図れるという利点がある。また、データやアプリケーションを手元に持たないため、クライアントのメンテナンスコストの軽減を図れるというメリットもある。
シンクライアントの実現方法としては、画面転送方式と、ネットワークブート方式の2種類に大別することができる。さらに、画面転送方式にはサーバーベース方式、ブレードPC方式、仮想PC方式などがある。これらの方式は、アプリケーションの共有の仕方や、サーバーとクライアント間で転送される情報の内容などがそれぞれ違なる。
シンクライアント
(THIN CLIENT から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 04:23 UTC 版)
シンクライアント(英: thin client)とは、ユーザーが使うクライアント端末に必要最小限の処理をさせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させたシステムアーキテクチャ全般のことをいう[注 1]。
注釈
- ^ "広義のシンクライアント
- ^ 狭義のシンクライアント
- ^ デスクトップ仮想化はシンクライアントを実現する為の手段の一つ。
- ^ サーバになれるのはProfessional版のみ
- ^ サーバになれるのはBusiness・Enterprise・Ultimate版のみ
- ^ 狭義のシンクライアントのこと
- ^ CPUやメモリ、各種コントローラを実装した基板。パソコンのマザーボードと同様な形状のコンピュータ
- ^ 例えばウィルス対策やセキュリティパッチなどはクライアントOS毎に必要
出典
- ^ 日立によるコメント ◆「日立、パソコン利用全廃」記事に関しまして◆
- 1 シンクライアントとは
- 2 シンクライアントの概要
- 3 実装方式
- 4 脚注
「thin client」の例文・使い方・用例・文例
- THIN CLIENTのページへのリンク