Star_Rubyとは? わかりやすく解説

Star Ruby

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 00:46 UTC 版)

Star Ruby
作者 Hajime Hoshi
最新版
0.3.1
リポジトリ
プログラミング
言語
Ruby
対応OS Windows, macOS, Linux
(macOS版・Linux 版のバイナリは無し、ソースコードからコンパイルする必要がある)
プラットフォーム Ruby 1.8/1.9
サポート状況 開発中
種別 ゲームエンジン
ライセンス MITライセンス(部分的にLGPLなどを含む)
公式サイト Star Ruby公式サイト
テンプレートを表示

Star Ruby(スタールビー)とは、オブジェクト指向スクリプト言語 Rubyの、2Dゲーム開発のための拡張ライブラリである。星一によって開発された。スーパーファミコン風のゲームを開発することを目的としている。

特徴

描画

減色、加色、彩度変更、色相回転などの色調を変更するエフェクトや、拡大縮小、回転などの幾何変換まで、豊富なエフェクトが自由に使える。加算、減算合成、マスク処理なども可能である。

スーパーファミコンのゲームでよく使われる透視座標変換を、Star Rubyでは簡単に実現できる。

Star Rubyの描画の基本概念は、「テクスチャ」と呼ばれるオブジェクトしかない。PNG画像ファイル、最終出力画面、中間バッファすべてがテクスチャである。つまり、ほとんどの描画操作が「テクスチャからテクスチャへの描画」だけで済む。さらに、テクスチャ描画の際、描画エフェクトを自由にかけることができる。

テクスチャはフルカラー、αチャンネル付きの32ビットビットマップ。 PNG形式のファイルとして出力することが可能である。

入力

キーボードゲームパッドマウスに対応している。

サウンド

OggWAVの形式に対応している。 BGMの一時停止、途中からの再生が可能。

マルチプラットフォーム

WindowsLinuxmacOSで動作する。

他のライブラリとの連携 

各クラスは、ゲームに限らずなるべく独立して使えるように設計されている。 たとえば、 GUIライブラリであるRuby-GNOME2などのウィンドウに、 Star RubyのTextureを描画することも可能となっている。

オープンソース

MITライセンスを採用している。ただし、ライセンスがLGPLであるSDLを使用しているので、それらを含めて全体としてはLGPLとなる。

関連項目

他のRubyベースのゲームライブラリ。

  • Miyako
  • MyGame

外部リンク


「Star Ruby」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Star_Ruby」の関連用語

Star_Rubyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Star_Rubyのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのStar Ruby (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS