Rake (ソフトウェア)とは? わかりやすく解説

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Rake (ソフトウェア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 17:47 UTC 版)

Rake
開発元 Jim Weirich
最新版
13.0.6 / 2022年11月18日 (6か月前) (2022-11-18)
リポジトリ
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 プログラミングツール
ライセンス MIT License
公式サイト ruby.github.io/rake 
テンプレートを表示

Rakeは、ビルドツールの一種。SConsmakeと似ているが、いくつかの違いがある。このツールはRubyで書かれており、Rakefile(Makefileと同等のファイル)はRubyの文法を採用している。最初の作者は Jim Weirich。

RakeはRubyの無名関数ブロックを使い、各種タスクを定義する。一般的なタスクのライブラリがあり、一般的なファイル操作タスク、生成したファイルを削除するタスク(いわゆる clean タスク)などがある。makeと同様、Rake はパターンに基づいてタスクを合成できる(例えば、ファイル名パターンに基づいてファイルのコンパイルタスクを自動的に構築するなど)。Rakeは Ruby 1.9 から標準ライブラリの一部となっている。

以下は、C言語の Hello World プログラムをビルドするRakeスクリプトの例である。

  rule '.o' => '.c' do |t|
    sh "cc -c -o #{t.name} #{t.source}"
  end
  file 'hello' => ['hello.o'] do
    sh 'cc -o hello hello.o'
  end

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