StarMathとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > StarMathの意味・解説 

StarSuite

(StarMath から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:25 UTC 版)

StarSuite
開発元 サン・マイクロシステムズ
最新版
対応OS Windows, Mac OS X, Linux, Solaris OS
プラットフォーム クロスプラットフォーム
対応言語 日本語
サポート状況 販売停止
種別 オフィススイート
公式サイト www.staroffice.com 
テンプレートを表示

StarSuite(スター・スイート)は、サン・マイクロシステムズオフィススイートの名称である。

アジア以外においては、StarOffice(スター・オフィス)という名称で販売されていた。これは、日本コンピュータプログラムおよびソフトウェアを扱う第9類において、「StarOffice」が日本電気商標として既に登録(第4005625号)されていたため、StarSuiteという名称で販売されていた。

オラクルのサン・マイクロシステムズ買収により、Oracle Open Office (オラクル・オープン・オフィス)へ名称が変更された後、販売終了が発表され、日本国内においても販売が終了している。

概要

もともとはドイツのスター・ディビジョンが開発・販売していたが、同社はサン・マイクロシステムズによって買収されたことにより、当時のバージョン、StarOffice 5.2 が無償で公開された。

その後、ソースコードを公開し、OpenOffice.org(オープン・オフィス・オルグ)プロジェクトを立ち上げ、オープンソースによる開発を開始した。また、StarOffice は有償販売を再開し、OpenOffice.org の成果をもとに独自ビルドを作成し、フォントテンプレートのほか、データベースなどのアプリケーションを付加したものだった。

2007年8月からは、グーグルGoogle パックの一つとして、StarSuite 8 の無償配布を行っていた。

2008年11月に StarSuite 9 が登場すると、グーグルによる配布が終了し、Googleアップデータのインストール済みソフトウェアのリストからも自動的に削除されたが、StarSuite 8 のヘルプメニューの更新確認で、「StarSuite 8 は最新」とだけ表示され続けた。

StarSuite 8からOpenOffice.org 3(最新版)に、ユーザー設定を引き継ぐことができる。

オラクルによるサン・マイクロシステムズ買収後、Oracle Open Office へ名称が変更された。その後の2011年4月15日に、販売の打ち切りが発表された。

日本国内ではソースネクストとジャングルが OpenOffice.org の最新版より古い StarSuite 9 の販売を継続していたが、2011年の終わり頃をもってそれぞれの会社が販売を終了した。

構成

ワープロソフトWriter(ライター)、表計算ソフトCalc(カルク)、プレゼンテーションソフトImpress(インプレス)、描画ソフトの Draw(ドロー)、データベースBase(ベース)などである。マクロ言語として StarSuite BASIC を内蔵している。また、PDFの作成機能もある。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

StarMathのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



StarMathのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのStarSuite (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS