プレゼンテーションソフトとは? わかりやすく解説

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プレゼンテーション‐ソフト


プレゼンテーションソフト

別名:プレゼンテーションソフトウェアプレゼンテーション用ソフト
【英】presentation software

プレゼンテーションソフトとは、スライド呼ばれる形式発表資料作成、および表示するための、アプリケーションソフトウェア総称である。

プレゼンテーションソフトでは、作成した複数スライド1枚ずつ順次画面上に表示させることで、ある主題について段階的に説明していくことができる。また、スライドショー機能用いれば画面上に編集用のアイコンや他のアプリケーション表示させずに、フルスクリーン表示1枚ずつスライド切り替えることができる。

発表の際、スライド切り換え任意のタイミングで行うことができる。加えて文字や絵を徐々に表示させたり、文字一部分ずつ追加するように表示させるといった効果利用できる

発表時のコメントは「ノート」と呼ばれる領域メモしておくことができる。

プレゼンテーションソフトではスライド作成編集ができる。さまざまな図形パターンテキストとの組み合わせによる表現が主となっている。表計算ソフト作成した表やグラフデジタルカメラ撮影した画像や、グラフィックソフト作成したイラストなどを、スライド貼り付けるともできるまた、大半のプレゼンテーションソフトでは、スライドとして見栄えがするように背景配色などをあらかじめ設定したテンプレートひな型)が多数用意されている。テンプレート利用すればテキスト入力するだけで容易に作成できる

プレゼンテーションソフトを用いた発表は、少人数であればPCディスプレイ用いて行うこともあるが、大人数で、会議室教室など発表を行う場合には、PCプロジェクター接続して大型スクリーン投影して行うことも一般的となっている。

プレゼンテーションソフトの多くは、単体でも販売されるが、オフィススイートアプリケーション一つ含まれている場合が多い。代表的な製品としてはMicrosoft OfficePowerPoint挙げることができる。そのほかOpenOffice.orgImpressiWorkKeynoteJUST SuiteAgreeなどがある。


参照リンク
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プレゼンテーションソフトウェア

(プレゼンテーションソフト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 03:52 UTC 版)

PowerPointを利用したプレゼンテーション

プレゼンテーションソフトウェアとは、スライドショー形式で情報を表示するためのソフトウェアである。文字情報を編集・配置する機能、画像情報を編集・配置する機能、スライドショーを含む内容表示機能からなる。

概要

プレゼンテーションには、仕事関連、教育関連、[1] その他の様々な目的のものがあり、パンフレット、配布資料、黒板、フリップチャート、ポスター、スライドオーバヘッドプロジェクタ用のフィルム素材・OHPシートなどが使われていた。プレゼンテーションソフトウェアはそれらの古い視覚資料技術を補い、または置換する。テキスト、グラフィックス、動画などのオブジェクトを個々のページ(あるいはスライド)に配置する。「スライド」のアナロジーはかつて利用されていたスライドプロジェクタに由来している。スライドは印刷することもできるが、より一般的にはスクリーンに表示され、プレゼンターの指示によって進行する。スライドからスライドへの移行には様々なアニメーション効果を利用でき、スライド上に要素が増えていくような見せ方も可能である。

よく知られているプレゼンテーションソフトウェアとしては、Microsoft PowerPoint, LibreOffice Impress, Keynote がある。

多くのプレゼンテーションソフトウェアにはクリップアートと呼ばれる事前にデザインされた画像が含まれているか、外部からグラフィック画像を取り込む機能を持っている。画像は Adobe PhotoshopAdobe Illustrator などのプログラムで作成したものを取り込むこともできる。

デジタル写真デジタルビデオの成長に伴い、そのようなメディアを処理するソフトウェアもスライドショー形式で表示できるプレゼンテーション機能を備えるようになっている。例えば、iPhotoはデジタル写真をスライドショー形式で表示でき、表示順番を選択したり、無限ループさせたり、写真に音楽を対応させたりできる。

プレゼンテーションソフトウェアのプラグインを使って機能を拡張することができる。例えば、PowerPoint のプレゼンテーションをAdobe Flashの形式(SWF)や PDF形式に変換して出力するなどのプラグインがある。PDF はプラットフォームに依存しない文書形式であるし、Flash 形式を見るためのWebブラウザ用プラグインも広く普及しているため、これらの形式に変換することでプレゼンテーションの利用可能性が広がるのである。

プレゼンテーションソフトウェアの中には、ハードウェアとの組み合わせで聴衆と対話できるようにしたもの(参加者回答集計)、遠隔地とのプレゼンテーションを可能としたもの(Web会議)などがある。プレゼンターが利用する他の便利なハードウェアとして、レーザーポインターインタラクティブ・ホワイトボードなどがある。

歴史

プレゼンテーションソフトウェアは、本来スライド映写機で使う 35mm スライドを作成するためのものだった。そのようなソフトウェアは1980年代後半には知られるようになり、フロッピーディスクに収められたプレゼンテーション資料を受け取ってスライドかオーバーヘッドプロジェクタ用のシートを作成する会社が出始めた。1990年代になるとプロジェクタにシートの代わりに置ける専用液晶ディスプレイが登場したが、広く普及するには高価すぎた。当時はむしろプレゼンテーションをオーバーヘッドプロジェクタ用のシートに印刷して使用するのが一般的だった。90年代後半にはビデオプロジェクタに置き換えられていった。

関連項目

過去のソフト

出典

  1. ^ Harris, David. “Presentation software: Pedagogical constraints and potentials” (英語). Journal of Hospitality, Leisure, Sport & Tourism Education (Faculty of Sport, Media and Creative Arts, University College Plymouth St Mark and St John) 10 (1). doi:10.3794/johlste.101.339. ISSN 1473-8376. http://www.jisctechdis.ac.uk/assets/hlst/documents/johlste/vol10no1/07AP339Harris72to84.pdf. 

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