SUM関数
【英】Sum Function
SUM関数とは、Microsoftの表計算ソフトであるExcelの関数のうち、指定範囲内の合計値を求める関数である。
SUM関数では、合計の対象になるのは数値だけであり、文字列は除外される。例えば、「=A1+A2+A3」と「=SUM(A1:A3)」は数値であれば結果は同じになるが、セルのデータ形式が文字列である場合は異なる値になる。
なお、SUM関数の引数に文字列があった場合は、結果は同じになる。例えば、「=SUM("144","256","228")」は「=SUM(144,256,228)」と同じ628である。
合計に関する関数には、SUM関数のほかに、複数条件下での合計を求めるDSUM関数、条件付きで合計を求めるSUMIF関数などがある。
SUM 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses , Excel 2007, Excel 2003
説明
SUM 関数は、引数として指定した数値をすべて合計します。引数には、範囲、セル参照、配列、定数、数式、または、他の関数の計算結果を指定できます。たとえば、SUM(A1:A5) は、セル A1 ~ A5 に含まれている数値をすべて合計します。また、SUM(A1, A3, A5) は、セル A1、A3、および A5 に含まれている数値を合計します。
書式
SUM(number1,[number2],...])
解説
- 引数が配列またはセル範囲の参照である場合、その中に含まれている数値だけが計算の対象となります。配列やセル範囲に含まれる空白セル、論理値、または文字列はすべて無視されます。
- エラー値の引数がある場合や、数値に変換できない文字列の引数がある場合は、エラーが表示されます。
使用例
このヘルプ トピックは、埋め込まれたブックのライブ データにリンクしています。ワークシートでデータを変更したり、数式を変更または作成したりすると、すぐに Excel Web App (Web バージョンの Excel) で計算されます。
次の例は、SUM 関数を使用した一般的な数式を示しています。
埋め込まれたブックで "計算結果" 列のセルを選択した状態で F2 キーを押すと、計算式を確認できます。セルの数式は変更が可能です。数式をコピーしたり編集したりして、別のセルで試してみることもできます。
ブックはダウンロードすることもできます。ダウンロードするには、埋め込まれたブックの右下隅 (上図の黒いバーの右端) にある [フル サイズでブックを表示] ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると、新しいブラウザー ウィンドウ (ブラウザーの設定によっては新しいタブ) にブックが読み込まれます。フル サイズのブラウザー ビューではワークシートのセルへの入力はできないことに注意してください。
次に、フル サイズのブラウザー ビューで、[ダウンロード] ボタン ( ) をクリックします。ブック全体を Excel で開くか、コンピューターに保存することができます。一部の関数の例については、ブックを Excel デスクトップ プログラムで開くと配列数式を操作できます。この操作をするには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します (このキーの組み合わせはブラウザーでは使用できません)。
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