SF作家デビューとは? わかりやすく解説

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SF作家デビュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:29 UTC 版)

荒巻義雄」の記事における「SF作家デビュー」の解説

北海道小樽市で、荒巻山の名前元になった、採石業を営む荒巻家に生まれる。北海道札幌南高等学校卒業高校同期に、後の作家渡辺淳一および渡辺小説阿寒に果つ』に登場する夭折天才画家加清純子がいた(荒巻小説白き日旅立てば不死』のヒロイン加能純子も彼女をモデルにしている)。のちの漆工芸作家北海道教育大学名誉教授伊藤隆一も高校の同級生早稲田大学第一文学部心理学卒業在学中実存主義接しカフカサルトル愛読。また『アブローラ』という同人誌ロシア革命時の軍艦から取った名前)を作り在学中書いた原稿5000ほどだった。出版社編集者として勤務しこの頃F.ブラウン発狂した宇宙』を読んでSF関心持った1962年家業を継ぐため札幌に戻る。北海学園大学短期大学部土木科卒業し二級建築士資格取得。北建商事株式会社代表取締役就任1965年から1967年SF同人誌CORE』を主催、また『宇宙塵』に寄稿1970年には、評論『術(クンスト)の小説論』、短編大いなる正午』を『SFマガジン』に発表し作家・評論家としてデビューニュー・ウェーブSFシュール・リアリズム影響をうけ、美術心理学素養生かしたスペキュレイティブ・フィクション的な幻想的SF発表しダリの同題の絵画モチーフとした短編柔らかい時計」(初出宇宙塵1968年4月122号)は英訳され1989年イギリスSF雑誌「インターゾーン」に掲載されて、高い評価得た1971年に『SFマガジン』に発表した中編ある晴れた日ウイーン中にたたずむ」を長編化した『白き日旅立てば不死』などのヌーボー・ロマン風の作品や、「ユング集合的無意識への夢」であるという連作長編時の葦舟』などを発表処女長編白き日旅立てば不死』は、第1回泉鏡花文学賞候補となった

※この「SF作家デビュー」の解説は、「荒巻義雄」の解説の一部です。
「SF作家デビュー」を含む「荒巻義雄」の記事については、「荒巻義雄」の概要を参照ください。

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