アカクローバー(RED CLOVER)
クローバーはマメ科の多年草または一年草です。江戸時代、オランダから医療器具などを 輸入した際、荷詰め用として日本に渡来したところから「ツメクサ」の名を持ちます。 葉は3枚の子葉からなる複葉、葉柄は長く、多数の小さな蝶形花が球状に群がって咲きます。 主なものにシロ、アルサイク、ストロベリー、クリムソンなどがあります。 クローバーといえば、私たちは野原で花飾りを作ったあのシロクローバー(シロツメクサ) を思い出しますが、ここでは牛たちの大好きな牧草になるアカクローバー(アカツメクサ) から取りあげます。 |
アカクローバーはヨーロッパ原産。茎葉はみずみずしく、たんぱく質とミネラルが多く栄養に富み、 牧草として利用されます。主に北海道で、チモシーや オーチャードなどの牧草と混ぜて栽培します。 冷涼で湿潤な気候に適し、耐寒性が強い。利用形態としては放牧、採草、サイレージにも向く、 優れた短期利用型です。品種はサッポロ、ハミドリ、ケンランドなど。 |
クローバーはキリスト教の三位一体の象徴であり、アイルランドの象徴です。 伝説によれば、アイルランドの守護聖人パトリックが433年にキリスト教の最初の布教者として アイルランドに渡り、「父と子と聖霊が三にして一であるのは、クローバーが3枚の葉を 持ちながら1本の柄になっているのと同じ」と説 きました。四つ葉のクローバーは珍しいことと マルタ十字の形に似ていることから、幸運や幸福のしるしとされます。 ちなみに、五つ葉は金銭上の幸運、六つ葉は地位・名声の幸運、七つ葉は最大の幸運を意味するとか。 <ミルククラブ情報誌'93 SUMMER vol.8より> |
アカツメクサ
むらさきつめくさ (紫詰草)
「Red clover」の例文・使い方・用例・文例
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