Red currantとは? わかりやすく解説

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レッド‐カラント【red currant】

読み方:れっどからんと

スグリ科スグリ属落葉低木西ヨーロッパ原産果実赤く熟しジャムゼリーにする。アカミノフサスグリ。

レッド‐カラントの画像

ふさすぐり (房酸塊)

Ribes rubrum

Ribes rubrum

Ribes rubrum

Ribes rubrum

ヨーロッパ西部からアジア北西部分布してます。わが国へは江戸時代末期渡来しました。冷涼な気候好み明る林内林縁生えます。高さは1~1.5メートルほどになり、浅く3~5裂します。4月から5月ごろ、総状花序をだし淡黄緑色の花を咲かせます花弁のように見えるのは萼片で、花弁小さく目立ちません。果実液果で、7月から8月ごろに赤く熟します甘酸っぱくて、おもにジャム果実酒などに利用されます。
スグリ科スグリ属落葉低木で、学名Ribes rubrum。英名は Red currant。
スグリのほかの用語一覧
スグリ:  房酸塊  藪山査子

フサスグリ

(Red currant から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/21 21:46 UTC 版)

フサスグリ
フサスグリ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: スグリ科 Grossulariaceae
: スグリ属 Ribes
: フサスグリ R. rubrum
学名
Ribes rubrum
L.
和名
セイヨウスグリ
英名
Redcurrant

フサスグリ(房酸塊)はスグリ科の植物。ヨーロッパ原産。果実の色が赤色の系統をアカスグリ(赤すぐり、レッドカーラント)、白色の系統をシロスグリ(白すぐり)と呼ぶ。黒色のクロスグリ(カシス)は別種である。別名としてフランス語由来でグロゼイユ(Groseille)とも。

ヨーロッパではつやのある小液果ジャムゼリー果実酒などに加工するため、19世紀以降広く栽培されている。日本では明治初めに渡来し、北海道や寒冷地で栽培がさかんに行われている[1][2]。赤色品種は酸味が強く、専ら加工用。白色品種は若干甘味があり、生食も可能。小さく可憐な実であるため、ケーキやパフェなどの飾りとしてもしばしば用いられる。

「目によい」「風邪によい」とも言われ、データはあるが十分でない[3]

栽培

落葉性で成木の樹高は0.4-1.5m。挿し木で容易にふえる。自家受粉で結実。開花期は4-5月。収穫期は6-7月のうちの1-2週間。 耐寒性に優れる。

日本の主な産地

利用

  • ジャム、ゼリー、果実酒

脚注

  1. ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、192頁。 
  2. ^ 花山の宝「フサスグリ」”. NHK仙台 (2023年7月7日). 2024年7月21日閲覧。
  3. ^ カシス、ブラックカラント、クロフサスグリ - 素材情報データベース<有効性情報>(国立健康・栄養研究所) (更新2018/01/09)閲覧日2018年9月26日

関連項目

参考画像

外部リンク


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