フサスグリ
ふさすぐり (房酸塊)




●ヨーロッパの西部からアジア北西部に分布しています。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。冷涼な気候を好み、明るい林内や林縁に生えます。高さは1~1.5メートルほどになり、葉は浅く3~5裂します。4月から5月ごろ、総状花序をだし淡黄緑色の花を咲かせます。花弁のように見えるのは萼片で、花弁は小さく目立ちません。果実は液果で、7月から8月ごろに赤く熟します。甘酸っぱくて、おもにジャムや果実酒などに利用されます。
●スグリ科スグリ属の落葉小低木で、学名は Ribes rubrum。英名は Red currant。
スグリ: | 房酸塊 藪山査子 |
房酸塊
総酸塊
赤房須具利
赤酸塊
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