ProfileEventArgs

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ProfileEventArgs クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ProfileModule クラスの Personalize イベントのデータを提供します。

名前空間: System.Web.Profile
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 ProfileEventArgs
    Inherits EventArgs

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ProfileEventArgs

C#

public sealed class ProfileEventArgs : EventArgs

C++

public ref class ProfileEventArgs sealed :
 public EventArgs

J#

public final class ProfileEventArgs extends
 EventArgs

JScript

public final class ProfileEventArgs extends
 EventArgs

解説

イベントの実行中に ProfileEventArgs クラスを使用して、Personalize カスタム ユーザー プロファイルを指定できます。Personalize イベントの完了時に、ProfileEventHandler の ProfileEventArgs パラメータの Profile プロパティが null 参照 (Visual Basic では Nothing) でない値に設定されている場合、ProfileModule は、現在の HttpContext 内にある Profile プロパティの値を使用します。

使用例

アプリケーションの Global.asax ファイルで宣言された Personalize イベント方法を次のコード例に示します。イベント コードは、ロール メンバシップに基づいてユーザー プロファイルをロードします。

Visual Basic

Public Sub Profile_Personalize(sender As
 Object, args As ProfileEventArgs)
  Dim userProfile As ProfileCommon

  If User Is Nothing Then
 Return

  userProfile = CType(ProfileBase.Create(User.Identity.Name), ProfileCommon)

  If User.IsInRole("Administrators")
 Then
    userProfile = userProfile.GetProfile("Administrator")
  Else
    If User.IsInRole("Users") Then
      userProfile = userProfile.GetProfile("User")
    Else
      userProfile = userProfile.GetProfile("Guest")
    End If
  End If

  If Not userProfile Is
 Nothing Then _
    args.Profile = userProfile
End Sub

C#

public void Profile_Personalize(object sender,
 ProfileEventArgs args)
{
  ProfileCommon userProfile;

  if (User == null) { return;
 }

  userProfile = (ProfileCommon)ProfileBase.Create(User.Identity.Name);

  if (User.IsInRole("Administrators"))
    userProfile = userProfile.GetProfile("Administrator");
  else
    if (User.IsInRole("Users"))
      userProfile = userProfile.GetProfile("User");
    else
      userProfile = userProfile.GetProfile("Guest");

  if (userProfile != null)
    args.Profile = userProfile;
}

.NET Framework のセキュリティ

• AspNetHostingPermission  (ホスト環境での動作に必要なアクセス許可)要求値 : LinkDemand; アクセス許可値 : Minimal。

継承階層

System.Object
   System.EventArgs
    System.Web.Profile.ProfileEventArgs

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ProfileEventArgs メンバ
System.Web.Profile 名前空間
その他の技術情報
ASP.NET プロファイル プロパティ

ProfileEventArgs コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ProfileEventArgs クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Web.Profile
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    context As HttpContext _
)

Visual Basic (使用法)

Dim context As HttpContext

Dim instance As New ProfileEventArgs(context)

C#

public ProfileEventArgs (
    HttpContext context
)

C++

public:
ProfileEventArgs (
    HttpContext^ context
)

J#

public ProfileEventArgs (
    HttpContext context
)

JScript

public function ProfileEventArgs (
    context : HttpContext
)

パラメータ

context

現在の要求の HttpContext。

解説

ProfileEventArgs は、ProfileEventArgs クラスのインスタンスを作成し、Context プロパティを指定された HttpContext に設定します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ProfileEventArgs クラス
ProfileEventArgs メンバ
System.Web.Profile 名前空間
その他の技術情報
ASP.NET プロファイル プロパティ

ProfileEventArgs プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Context	現在の要求に対する HttpContext を取得します。
	Profile	現在の要求に対するユーザー プロファイルを取得または設定します。

参照

関連項目

ProfileEventArgs クラス
System.Web.Profile 名前空間

その他の技術情報

ASP.NET プロファイル プロパティ

ProfileEventArgs メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

ProfileEventArgs クラス
System.Web.Profile 名前空間

その他の技術情報

ASP.NET プロファイル プロパティ

ProfileEventArgs メンバ

ProfileModule クラスの Personalize イベントのデータを提供します。

ProfileEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	ProfileEventArgs	ProfileEventArgs クラスのインスタンスを作成します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Context	現在の要求に対する HttpContext を取得します。
	Profile	現在の要求に対するユーザー プロファイルを取得または設定します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

ProfileEventArgs クラス
System.Web.Profile 名前空間

その他の技術情報

ASP.NET プロファイル プロパティ