OdbcParameterCollectionとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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OdbcParameterCollection クラス

OdbcCommand に関連するパラメータコレクション、および DataSet 列に対する各パラメータのマップを表します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Data.Odbc
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 OdbcParameterCollection
    Inherits DbParameterCollection

Visual Basic (使用法)

Dim instance As OdbcParameterCollection

public sealed class OdbcParameterCollection
 : DbParameterCollection

C++

public ref class OdbcParameterCollection sealed
 : public DbParameterCollection

public final class OdbcParameterCollection
 extends DbParameterCollection

JScript

public final class OdbcParameterCollection
 extends DbParameterCollection

解説

コレクション内のパラメータ数は、コマンドテキスト内のパラメータプレースホルダの数と同じにする必要があります。これらが一致しないと、.NET Framework ODBC 用データプロバイダは、エラーを発生させます。

使用例

次の例では、データソースに MoneyTable というテーブル名と MoneyProcedure というストアドプロシージャ名が存在し、次のように定義されていることを前提としています。

CREATE TABLE MoneyTable (col1 int, col2 smallmoney, col3 decimal);

CREATE PROC MoneyProcedure (@p1 int, @p2 smallmoney, @p3 decimal) 
AS 
INSERT INTO MyTable VALUES (@p1, @p2, @p3);

この例では、パラメータを作成し、MoneyProcedure ストアドプロシージャを呼び出します。

Visual Basic

Public Sub ExecuteStoredProcedure(connection
 As OdbcConnection)
    Dim command As OdbcCommand = connection.CreateCommand()
    command.CommandText = “{ call MoneyProcedure(?,?,?) }”

    command.Parameters.Add("", OdbcType.Int).Value
 = 1
    command.Parameters.Add("", OdbcType.Decimal).Value
 = 2
    command.Parameters.Add("", OdbcType.Decimal).Value
 = 3
End Sub

public void ExecuteStoredProcedure(OdbcConnection
 connection) 
{
    OdbcCommand command = connection.CreateCommand();
    command.CommandText = "{ call MoneyProcedure(?,?,?) }";

    command.Parameters.Add("", OdbcType.Int).Value = 1;
    command.Parameters.Add("", OdbcType.Decimal).Value = 2;
    command.Parameters.Add("", OdbcType.Decimal).Value = 3;
}

継承階層

System.Object
   System.MarshalByRefObject
     System.Data.Common.DbParameterCollection
      System.Data.Odbc.OdbcParameterCollection

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1

参照

関連項目
OdbcParameterCollection メンバ
System.Data.Odbc 名前空間
その他の技術情報
コマンドの使用
DataAdapter によるパラメータの使用

OdbcParameterCollection プロパティ

パブリックプロパティパブリックプロパティ

	名前	説明
	Count	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の要素数を格納している整数を返します。読み取り専用。
	IsFixedSize	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection が固定サイズかどうかを示す値を取得します。読み取り専用。
	IsReadOnly	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection が読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
	IsSynchronized	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の同期がとられているかどうかを示す値を取得します。読み取り専用。
	Item	オーバーロードされます。指定した属性を持つ OdbcParameter を取得または設定します。
	SyncRoot	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection へのアクセスを同期するために使用できるオブジェクトを取得します。読み取り専用。

参照

その他の技術情報

コマンドの使用
DataAdapter によるパラメータの使用

OdbcParameterCollection メソッド

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Add	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter を OdbcParameterCollection に追加します。
	AddRange	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の末尾に要素を追加します。
	AddWithValue	値を OdbcParameterCollection の末尾に追加します。
	Clear	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection からすべての OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	Contains	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter オブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示す値を取得します。
	CopyTo	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定したオブジェクトに現在の OdbcParameterCollection のすべての要素をコピーします。
	CreateObjRef	リモートオブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetEnumerator	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection を反復処理する列挙子を返します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービスオブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	IndexOf	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定した OdbcParameter のコレクション内での位置を取得します。
	InitializeLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービスオブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)
	Insert	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter オブジェクトを OdbcParameterCollection に挿入します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	Remove	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection から OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	RemoveAt	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の指定したインデックス位置から OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)

参照

その他の技術情報

コマンドの使用
DataAdapter によるパラメータの使用

OdbcParameterCollection メンバ

OdbcCommand に関連するパラメータコレクション、および DataSet 列に対する各パラメータのマップを表します。このクラスは継承できません。

OdbcParameterCollection データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックプロパティ

	名前	説明
	Count	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の要素数を格納している整数を返します。読み取り専用。
	IsFixedSize	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection が固定サイズかどうかを示す値を取得します。読み取り専用。
	IsReadOnly	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection が読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
	IsSynchronized	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の同期がとられているかどうかを示す値を取得します。読み取り専用。
	Item	オーバーロードされます。指定した属性を持つ OdbcParameter を取得または設定します。
	SyncRoot	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection へのアクセスを同期するために使用できるオブジェクトを取得します。読み取り専用。

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Add	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter を OdbcParameterCollection に追加します。
	AddRange	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の末尾に要素を追加します。
	AddWithValue	値を OdbcParameterCollection の末尾に追加します。
	Clear	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection からすべての OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	Contains	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter オブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示す値を取得します。
	CopyTo	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定したオブジェクトに現在の OdbcParameterCollection のすべての要素をコピーします。
	CreateObjRef	リモートオブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetEnumerator	オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection を反復処理する列挙子を返します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービスオブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	IndexOf	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定した OdbcParameter のコレクション内での位置を取得します。
	InitializeLifetimeService	対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービスオブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。)
	Insert	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameter オブジェクトを OdbcParameterCollection に挿入します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Remove	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection から OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	RemoveAt	オーバーロードされます。オーバーライドされます。 OdbcParameterCollection の指定したインデックス位置から OdbcParameter オブジェクトを削除します。
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。)