Master of G
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 08:10 UTC 版)
「G-SHOCK」の記事における「Master of G」の解説
「FROGMAN」「MUDMAN」「GULFMAN」「RISEMAN」は、G-SHOCKの中でもさらに過酷な状況に耐え得るタフな機能を強化したモデルとして、Master of Gというシリーズ名が付けられた。 FROGMAN (フロッグマン) ISO規格準拠200m潜水用防水性能を持った、ダイバーズモデル。左右非対称のデザインで、横に向けるとその名の通り蛙の顔のように見えるのが特徴(フロッグマンは本来潜水士のこと)。4代目のGW-200は初代モデル(品番はDW-6300)の復刻版で、太陽光発電のみに対応している。2010年発売の5代目であるGWF-1000系(2代目の復刻モデル)で、FROGMAN初の電波受信(MULTI BAND 6)に対応した。日本国外の一部の国でFROGMANが商標登録されているため、DW-9900系の品番で登場した3代目のモデルは、SEAMAN(シーマン:品番はDW-9950WC)として販売されていた。 MUDMAN (マッドマン) 防塵性、防泥性を特に強化されたモデル。2007年07月発売のGW-9000-1JFよりMULTI BAND 5(前述)に対応。現行モデルのGW-9010-1JFより、MULTI BAND 6(前述)に対応している。なお、海外専売モデルであるG-9010はこのモデルから電波自動受信機能を省いた仕様となっている。1995年に登場した初代モデル(DW-8400)の時代には、アナデジ仕様も存在した(アナログマッドマン、1997年登場。品番はAW-570で、後にマイナーチェンジでGAUSSMAN(ガウスマン:品番はAW-571、耐磁仕様のアナデジ)へと名称変更。アナログマッドマン時代を含め、歴代Master of Gシリーズの中で唯一のアナデジ仕様だった。)。また、G-5500系及びGW-5500系やDW-5510系及びGW-5510系のオリジナルであるDW-5500系(世界初の防塵・防泥仕様モデル)は、先祖にあたる。 GULFMAN (ガルフマン) 海での使用を想定して防水性・防錆性を強化したモデル。外気に触れる金属部分及びボタンシャフトは全てチタン素材を使用し、腐食によるダメージを軽減する仕様になっている。 2モデルあり、GW-9100は電波ソーラー対応モデルで、電波時計はMULTI BAND 5(前述)に対応している。G-9100は電波ソーラー非対応だが、ムーンデータ(月齢・月の形表示)、タイドグラフといった、海での使用に必要な機能を備えたモデルとなっている。初代モデル(品番はDW-9300)は、G-SHOCK初のTOUGH SOLAR(太陽光発電)対応モデルである。また、FISHERMAN(フィッシャーマン:品番はDW-8600の初代防水・防錆モデル)は、先祖にあたる。 RISEMAN (ライズマン) 圧力センサーと温度センサーが搭載された、ツインセンサーモデル。登山に特化している。同社が発売しているPROTREKシリーズとは違い、方位センサーは搭載されていない。現行モデルは、MULTI BAND 6(前述)に対応している。 なお、海での使用に耐えられるが、防水機能は従来モデル同様、20気圧までとなっている。また、G-SHOCK初の圧力センサー・温度センサー搭載モデルであるSKY FORCE(スカイフォース:品番はDW-6500)とその2代目であるSKY FORCE 2nd(スカイフォースセカンド:品番はDW-6700)は先祖にあたる。 RANGEMAN (レンジマン) RISEMAN(ライズマン)の後継機として、2013年9月に誕生。 RAYSMAN (レイズマン) 太陽電池パネルが搭載された、Tough Solarモデル。1998年3月に誕生。現在は他機種でもTough Solarモデルが存在する為、生産終了している。 FROGMAN GWF-1000BP-1JF RISEMAN GW-9200J-1JF Mudman G9000MS-1
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