Master Of Epic 関連問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:39 UTC 版)
「Master of Epic -The ResonanceAge Universe-」の記事における「Master Of Epic 関連問題」の解説
顧客個人情報流出問題 ハドソンよりゴンゾロッソオンラインへ運営移譲直後の2006年2月17日から2月20日にかけて、ゴンゾロッソオンラインが運営するナイトオンラインの手動パッチ配布用公開FTPサーバにMaster of Epicのアカウント情報(1373人分)を記録したファイルが置かれている事が発覚し、顧客情報が流出した。このファイルはMaster of EpicのID移行作業が正常に完了しなかった人のデータが記録されていた。また、公開FTPに個人情報を置いていたことは早くから指摘されていたにもかかわらず、当初ゴンゾロッソオンラインは「ハッキングによる流出」と発表していた。警察にも被害届を提出したが、正確には個人情報流出というより同社による個人情報公開に近い。 移管に伴うGMコールの廃止 ハドソン運営時代にはゲーム内で解決できない問題に対してGMコールコマンドを使用してゲーム内を監視している「インスペクターGM」を呼び、助けを求める事が出来たが、ゴンゾロッソオンライン移管後はこれが廃止された。運営側にゲーム内を監視するGMが居ないため、移管後は不正行為を行うプレイヤーが目立つようになった。2006年5月のアイテム課金の前後から監視GMが巡回するようになり、公式サイトにもGMに関する記述が(移管前の体勢には少し及ばないが)掲載された。 サーバ負荷問題 週末に行われる集団戦(Chaos Age)のスケジュールがナイトオンラインの大規模な対人戦(国家間戦争及び攻城戦)と一部重なるため、両タイトル共に負荷がかかりサーバから切断されたり、ひどい時にはサーバがダウンする。特にナイトオンラインではMaster of Epicのサーバ移管後に5つあるサーバのうちどれかが毎週ダウンしている。 2006年秋に両タイトルでサーバ強化が行われ、負荷軽減がなされたためこの問題はほぼ収束した。 ユーザーへの対応 BBGamesからゴンゾロッソオンラインへのID移行が出来ないユーザーが複数存在し、問い合わせても返事が遅い、ごまかしの返答しか来ないなど不誠実な対応を続けられていた。その後この問題は収束したが、2006年10月現時点で移行ができなかったIDのデータはログを含め完全に削除された。 情報流出問題後にゴンゾロッソオンライン側が提示した改善案はユーザーから見て実感出来るような物が少なく、実現されたかどうかが不透明である。そのため、一時はオンラインゲーム運営会社ワーストの座をガンホーと(悪い意味で)競い合っていた。 情報流出問題に対する補償として、「お詫びのプレゼント」と称して、アイテム課金サービス開始後に販売アイテムのチケットなどを進呈した。個人情報を公開されてもゲームを継続する、というのが前提のゲーム内アイテム配布という形のため、この件によってゲームから手を引いた人に対する補償はない。 開始された課金サービスにおいてアイテム転送時に消失するなどの問題が発生しているが、これに対する補償は本人がSP(スパイス:現金で購入するポイント)を使って入手した物に限られる。
※この「Master Of Epic 関連問題」の解説は、「Master of Epic -The ResonanceAge Universe-」の解説の一部です。
「Master Of Epic 関連問題」を含む「Master of Epic -The ResonanceAge Universe-」の記事については、「Master of Epic -The ResonanceAge Universe-」の概要を参照ください。
- Master Of Epic 関連問題のページへのリンク