JGTC〜SUPER GT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:44 UTC 版)
「apr (自動車事業)」の記事における「JGTC〜SUPER GT」の解説
1998年からJGTC(全日本GT選手権)のGT300クラス(2005年よりSUPER GT)に、コンストラクターとしてトヨタ・MR2で参戦を開始。1999年にチャンピオンとなった翌年以降、TRDの支援を受けながらマシン開発を行うこととなる。 2006~2007年にディズニー映画の「トイ・ストーリー」、2008年には同じく「カーズ」とコラボレーションしたトヨタ・MR-Sを参戦させた。 2001年からはARTAのGT300チームのオペレーションも担当。2003年にはガライヤでの参戦に伴い同車のGT300マシンの設計・開発も担った。2010年シーズン終了を持ってARTAとの契約を終了している。 2012年は、SUPER GT初のハイブリッドカーとなるトヨタ・プリウスとアウディ・R8 LMS ultraの2台体制で参戦。 2013年は、第3戦までは前年同様プリウスとR8の2台体制で参戦していたが、ボンズレーシングが2戦のみで活動休止したことから、第4戦からはR8の代わりに同チームの参戦車両である日産・GT-R NISMO GT3を引き継いで、2015年まで参戦した。このGT-Rには、スポンサー企業の意向の下に、GTAの特認を受けた上でADAS(先進運転支援システム)の開発機器が組み込まれていた。 2016年は市販車の新型プリウス登場に伴い、プリウスを2台体制化。31号車は従来のスーパーキャパシタ、30号車はリチウムイオン電池とバッテリーの仕様を分けている。また同時にトヨタカローラ三重社長の永井宏明がドライバーに就任し、社員メカニックの研修も並行することになった。 2019年は車両規則変更に伴いベース車両をプリウスPHV GR SPORTに変更、エンジン搭載位置がミッドシップからフロントとなった。またこのエンジン・コンポーネントを流用して、他のGT300チームが使うためのGRスープラ、GR86も開発している。 2020年にはスーパー耐久にもレクサス・RC F GT3で復帰。ST-Xクラスに参戦する。 2021年 第6戦 オートポリスでプリウスPHVでの初勝利を飾る。 2022年は30号車はベース車両がGR86に変更。また31号車の車両名称がapr GR SPORTS PRIUS GTに変更された。
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