ヘイル・オブ・ブレッツ
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ナビゲーションに移動 検索に移動ヘイル・オブ・ブレッツ Hail of Bullets | |
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![]() 2009年、ベルリンでのライヴ (マルティン・ファン・ドルネン (左)とステファン・ヘベーディ (右)) | |
基本情報 | |
出身地 |
![]() ユトレヒト州 アメルスフォールト |
ジャンル | デスメタル |
活動期間 | 2006年 - 2017年 |
レーベル | メタル・ブレイド・レコーズ |
共同作業者 | ダン・スワノ |
公式サイト | www.hailofbullets.com |
メンバー |
デイヴィッド・イングラム(ボーカル) ステファン・ヘベーディ (ギター) パウル・バーイェンズ (ギター) テオ・ファン・エーケレン (ベース) エド・ワービー (ドラムス) |
旧メンバー | マルティン・ファン・ドルネン (ボーカル) |
ヘイル・オブ・ブレッツ (Hail of Bullets)は、オランダ・アメルスフォールト出身のデスメタルバンド。第二次世界大戦に関連する戦闘や国家・軍隊、軍人を主なテーマに扱った楽曲を発表している[1]。
略歴
2006年年末に、ギタリストのステファン・ヘベーディ (G)を中心に結成[1]。結成に参加したメンバーは、Asphyx、ゴアフェスト、タナトス、Houwitserといったバンドで活動経験があり、互いに知った仲であった[1]。結成時から、オールド・スクール・デスメタルバンドとすることを目的としていた[1]。2007年、バンド名を冠したデモ『Hail of Bullets』をリリース[1]。プロデューサーには、ダン・スワノを起用している[1]。このデモをきっかけに、アメリカ合衆国の大手ヘヴィメタルレーベル・メタル・ブレイド・レコーズと契約[1]。2008年に1stアルバム『…Of Frost And War』をリリースしデビューする[1]。同アルバムは、第二次世界大戦のドイツ対ソ連の戦闘(独ソ戦)をテーマとしていた[2]。
2009年には、1stEP『Warsaw Rising』をリリース[1]。2010年には、2ndアルバム『On Divine Winds』をリリース[1]。同アルバムは、大日本帝國の栄枯盛衰をテーマに扱ったコンセプトアルバムで、主に太平洋戦争開戦のきっかけとなった真珠湾攻撃から終戦の玉音放送までを扱っている[注釈 1]。日本でも、メタル・ブレイド・レコーズ・ジャパンから日本盤が邦題『吹けよ神風!』としてリリースされた。リリース後には、ヴァッケン・オープン・エアなどのフェスティヴァルにも出演した[1]。2013年に、3rdアルバム『III: The Rommel Chronicles』をリリース[1]。同アルバムは、ヴァイマル共和国軍やドイツ国防軍等で活躍し、陸軍元帥となったエルヴィン・ロンメルの一生を扱ったコンセプトアルバムである[1]。
2015年11月末、ボーカリストのマルティン・ファン・ドルネンが脱退[3]。この脱退は、マルティンと他のバンドメンバーとの確執が大きな原因となっており、マルティンは「このバンドにいても全くもって幸せではない」、バンド側は「マルティンとバンド活動を共にすることはできない」と述べている[4]。後にマルティンがインタビューで語ったところによれば、元々マルティンがバンド側といくつかの事柄について緊張状態にあった中、マルティンが酒に酔った勢いで罵詈雑言を並び立てたメールをメンバーに送付したことが脱退の引き金となった[4]。ただし、マルティンの言い分ではこのような事態は初めてでは無く、過去に同様の事例があった際にもあるバンドメンバーがマルティンの主張を聴こうともしなかったことが背景にあるとしている[4]。
その後、デイヴィッド・イングラム (Vo)がライヴセッションで参加することが発表され[5]、その後、正式に加入した。
2017年3月中旬、解散することが発表された[4]。バンド側は、数年前からバンド内で問題(バンド側はdiseaseと表現)を抱えており、その原因を排除したものの、問題は予想以上に深刻でバンドを立て直すことが出来なかったと述べている[4]。
メンバー
解散時のメンバー
- デイヴィッド・イングラム (David Ingram) - ボーカル
- イギリス出身。セッションとして参加し、後に正式加入した。
- ステファン・ヘベーディ (Stephan Gebédi) - ギター
- タナトスなどでも活動。
- パウル・バーイェンズ (Paul Baayens) - ギター
- タナトス、Asphyxなどでも活動。
- テオ・ファン・エーケレン (Theo van Eekelen) - ベース
- タナトスなどでも活動。
- エド・ワービー (Ed Warby) - ドラムス
- エレジー、ゴアフェスト、Ayreon、The 11th Hour、Demiurg、Star One、Orphanageなどで活動。アフター・フォーエヴァーのライヴにセッションとして参加したこともある。
旧メンバー
- マルティン・ファン・ドルネン (Martin van Drunen) - ボーカル
- ペスティレンス、Asphyxなどでも活動。
ライヴセッション
- デイヴィッド・イングラム (David Ingram) - ボーカル
- マルティン・ファン・ドルネン脱退後のライヴに参加。後に正式加入した。
ディスコグラフィ
- 2007年 Hail of Bullets (Demo)
- 2008年 ...Of Frost And War
- 2009年 Warsaw Rising (EP)
- 2010年 吹けよ神風! On Divine Winds
- 2013年 Imperial Anthems Vol. 11 (Split)
- 2013年 III: The Rommel Chronicles
注釈
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m http://www.hailofbullets.com/cms/biography/ 2014年1月30日閲覧。
- ^ http://www.metal-archives.com/albums/Hail_of_Bullets/...of_Frost_and_War/189931 2014年1月30日閲覧。
- ^ BREAKING NEWS Hail of Bullets Official Facebook 2016年4月23日閲覧。
- ^ a b c d e “HAIL OF BULLETS Calls It Quits”. blabbermouth.net (2017年3月13日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ NEWS UPDATE DECEMBER 16th 2015 Hail of Bullets Official Facebook 2016年4月23日閲覧。
外部リンク
「Hail of Bullets」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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