GPLとの互換性とは? わかりやすく解説

GPLとの互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 21:54 UTC 版)

Apache License」の記事における「GPLとの互換性」の解説

Apacheソフトウェア財団フリーソフトウェア財団は、Apache License 2.0GNU General Public Licenseバージョン3(GPLv3)が互換であるということ共通認識達している(即ち両者同梱するソフトウェア頒布許可される)。 ただし、フリーソフトウェア財団はGPLバージョン1ないし2とは非互換であるとしている。例えば、Apache License 2.0にはGPLバージョン1ないし2が要求していない特許権停止条件述べてある。そのような特許権停止が悪い考えとは思わないが、これに限らずGPLにはない強力な制限加えライセンスはいずれにしてもGPLとは非互換である、としている。

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GPLとの互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 10:09 UTC 版)

ライセンスの互換性」の記事における「GPLとの互換性」の解説

デイヴィッド・A・ウィーラー英語版)はGPLとの互換性がソフトウェアライセンス重要な要素であると主張している。多く著名なフリーソフトウェアライセンス例えオリジナルMIT/X license現行の3条項または2条BSDライセンスならびにその変種(ただしオリジナルの4条項BSDライセンス宣伝条項のためGPLと互換性はない)、LGPLは「GPL互換」(GPLと互いに両立)である。このことから、これらライセンスコードをGPLと衝突することなく結合して一つプログラムとすることができる。この時新しい「結合した著作物全体は(コピーレフト性が最も強い)GPLのもと許諾される。コピーレフト・ソフトウェアライセンスに準ずるライセンスは、本来はGPL互換ではないが、しかし、異なライセンスもしくは異なるライセンス・バージョン下にあるソフトウェア結合することを許可する例外条項存在する場合がある(またGPL自身のようにそのような例外条項追加を予め許可しているライセンス存在する)。 互換または非互換であるライセンスの例はFSF承認したソフトウェアライセンスの一覧(英語版)を参照。 GPLの互換性については、コピーレフト互換性特殊な事情によるところがある。例外条項を持つライセンス除いて、GPLを含む強いコピーレフト性を持つライセンス相互に両立しなくなる。例えば、GPLの条文直接改変したライセンス通常非互換になる(記事"GNU General Public License#ライセンス条文の著作権者"を参照)。

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GPLとの互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 08:33 UTC 版)

GNU Affero General Public License」の記事における「GPLとの互換性」の解説

AGPLのどちらのバージョンも、それらのベースとなっているGNU GPLと同様、強いコピーレフトライセンスである。FSF判断によれば、AGPLv1は2(d)節を加えたことで、両者はほぼ似通っているライセンスにもかかわらず、GPLv2と非互換になっている。すなわち、それら両方ライセンスコンポーネントまとめて単一著作物として頒布することはできない対照的にGPLv3とAGPLv3には相互に互換な節があり、両ライセンス互換性がある。両方ライセンス13節で、一方ライセンス提供されているコードともう一方ライセンス提供されているコードリンクして1つ著作物とし、それを伝達すること(conveying; 譲渡頒布, distribution言い換え)が許されることが明記されている。ただし、それにも関わらず一方ライセンス他方ライセンスで再ライセンスすることは許されないこのようにして両方ライセンスコピーレフト緩めることで、そのような組み合わせ頒布可能にしている 。 AGPLv1からFSFのAGPLv3へのアップグレード可能にするため、Affero, Inc.Affero General Public License version 2 を発表した。これは純粋に移行のためのライセンスであり、「AGPLv1またはAffero, Inc.公開したそれ以降任意のバージョン」でライセンスしたソフトウェア受領者は、そのソフトウェアまたは二次的著作物頒布をAGPLv3で行うことができる、というものである

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