GPLとLGPLの侵害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:53 UTC 版)
「Extended Copy Protection」の記事における「GPLとLGPLの侵害」の解説
研究者の Sebastian Porst、Matti Nikkiと多数のソフトウエア専門家たちは、XCPソフトウエアがLAME mp3 エンコーダー、mpglib,FAACid3lib (ID3タグ読み取りと書き込み)、mpg123およびVLCメディアプレーヤーの著作権を侵害している証拠を公開した。 プリンストン大学の研究者であるAlex Haldermanは、ほぼすべてのXCP CDが、Jon JohansenのDRMSソフトウエアの改変版を使用したコードを含んでいることを発見した。このコードはAppleのFairPlay DRMを開くことができる。彼は、このコードが起動しないようになっているが完全に機能し、このコードを使って曲にFairPlay DRMを施せることを発見した。DRMSとmpg123はGNU General Public License (GPL) のもとにライセンスされている。そのほかに見つかったソフトウエア、たとえばLAMEはGNU Lesser General Public License (LGPL) のもとにライセンスされており、しかもフリーソフトウエアである。もしこれらの主張が正しいとするなら、ソニーBMGは著作権の存在する事物を、著作者の権利を侵害して販売していたことになる。 Jon Johansenは彼のブログのなかで、弁護士と話し合った結果、彼は裁判を起こすことはできないと思うと書いている。あるいは彼の受けた法律的なアドバイスは間違っているという意見もある。LAMEの開発者たちはソニーBMGに対してオンラインで公開質問状を出している。
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