E231系投入計画変更と211系の房総地区への転用とは? わかりやすく解説

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E231系投入計画変更と211系の房総地区への転用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:02 UTC 版)

国鉄211系電車」の記事における「E231系投入計画変更と211系の房総地区への転用」の解説

2006年3月JR東日本宇都宮線高崎線の上野駅発着列車グリーン車連結率を100%にすることを決定した上記組み込み完了しただけでは80%程度であったため、7月までにE231系基本編成8本80両と付属編成6本30両の計110両を追加投入し211系グリーン車組み込み編成置換えた。 前述のようにグリーン車組み込み10基本編成17本が組成されることとなり、3000番台34本を使用して行われた。これに付属編成分として17本が残されたため、残る110両(5両×22本)分をE231系投入によって捻出。これらの編成のうち70両(5両×14本)は、海岸線沿いを走行し塩害による腐食などが進んでいる房総地区各線の113系置換え用として、幕張車両センター転用することになった残り40両は、宇都宮線高崎線輸送力増強分に振り向けられた。2006年7月ダイヤ改正では上野口の15運用増加したため、宇都宮駅 - 黒磯駅間(一部小金井駅 - 黒磯駅間)で運用されていたE231系5両運用211系5両運用一部5両+5両運用もあり)に変更された。 転用編成は、前面種別表示器LEDから幕式への復元一部)と、車体帯色変更した上で大宮総合車両センターなどから2006年8月以降順次出場した幕張車両センター所属113系車体色や、鎌倉車両センター所属E217系帯色であるクリーム1号青15号ツートンカラースカ色)とは違い255系E257系500番台同色黄色に薄い青の「房総色」とされた。編成番号マリ401 - 414付番され、2006年10月21日から運用開始した路線カラーによる行先表示は、113系が行先なのに対し211系先頭車前面上部路線を、側面上部には路線を上に、行先を下に表示していた。転用後も半自動ドアスイッチは残されたままであり、2006年12月2日からは、千葉駅蘇我駅除き、駅での停車時間が5分以上ある場合に、扉横の半自動ドアスイッチの通年使用が行われていた。 2007年11月から一部編成集電効率上げ目的パンタグラフを2基に増設する改造が行われた。増設されたパンタグラフはシングルアーム式のPS35C形となっており、前後異な形態となった。この2基パンタグラフ化に使用されパンタグラフは、中央線活躍していた201系廃車発生品である。この改造マリ402 - マリ410の9編成行われ改造後マリ501 - マリ509編成番号変更された。また、パンタグラフ増設改造対象外となったマリ401マリ411 - マリ414それぞれマリ401マリ405 - マリ408変更された。その後2008年2月からマリ403編成皮切りに自動扉スイッチE233系タイプ交換された。 この房総地区転用車は、京浜東北・根岸線から転用される209系20002100番台導入拡大により、2013年平成25年3月16日ダイヤ改正をもって運転を終了した

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