Captain Funkの誕生と初期活動とは? わかりやすく解説

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Captain Funkの誕生と初期活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:58 UTC 版)

オオエタツヤ」の記事における「Captain Funkの誕生と初期活動」の解説

東京大学経済学部卒業後、大手広告代理店電通在籍中コンピューター使った作曲音楽制作本格的に開始する1990年代半ば日本においてエレクトロニックミュージックへの理解薄く、またマーケットとしても十分に成熟していなかった。そのためオオエ当時昼間会社勤め、夜はDJ活動という生活を続けている。 1997年ヨーロッパ幾つかのレーベルからのオファーを受けつつも、イタリアのダンス・レーベルACVよりTATSUYA OE名義『Dazzilin’』をリリースする1998年 には、ソロ・プロジェクトであるCAPTAIN FUNK名義ファースト・アルバムEncounter with…』をリリース黒人音楽からパンクロックまで幅広いルーツ背景コンピューター鍵盤ギターまで様々な楽器操りエレクトロニック・ミュージック中でも日本人離れしたグルーヴ高揚感持ったテイスト当時のクラブシーン新風吹き込んだと言われている。 1999年には、Captain Funk知名度は特に欧米のクラブシーンにおいて急激に高まり見せる。イギリス大手ダンス・レーベルであるミニストリー・オブ・サウンドは、彼らの雑誌で「Captain Funk will make you believe!(キャプテン・ファンク信用できる!)」と評している。またタイムアウト誌は彼の音楽を「Vibrant delight!(震えが起こるほどの感動!)」と描写ノーマン・クックファットボーイ・スリム)はオオエ音楽を「何という狂ったレコードなんだ!!What a f***ing insane record)。とても気に入ったよ。忘れずにプレイするからもう2枚レコード送ってくれないか?」とコメントし所属レーベル直筆ファックス送られてきたというエピソードがよく知られている。 デビューから1年後オオエ知名度が高まるにつれてオオエ楽曲を自らのDJ使用するアーティスト増加するファットボーイ・スリムのみならず、コールドカットNinja Tune、サイベグ、フレディ・フレッシュ、ケン・イシイ、カール・コックス(Captain Funk 「O.Y.M」を自らのDJ Mix CDCarl Cox Non Stop 98/01」に収録)ら世界中DJメディアから認知され評価を受けるようになり、ファースト・アルバムである『Encounter With...』やシングル『Bustin' Loose EP』に収録されている楽曲が、数多く海外コンピレーション二次使用されるようになる。 同1999年楽曲制作活動も活発であり、『Bustin’ Loose EP』、『Dancing in the Street'』、 DJミックスCDStyle』をリリースする2000年リリースされた、Captain Funk名義でのフルアルバムSongs of the Siren』は米 ビルボードアジア部門の「THE YEAR IN MUSIC 」に選出された。 認知度高まり比例し活発になる楽曲制作活動傍らオオエパーティーイベントにおいても精力的にDJ及びライブ活動も行う。フジロック・フェスティバル1999年2000年2007年参加)、ROCK IN JAPAN FESTIVAL2006年参加のような日本での大型音楽イベント加え国外においてもイギリスの「Turnmills(ターンミルズ)」「Heaven (nightclub)(ヘヴン)」、フランス(「Global Tekno」、「Festival de Saint-Nolff」)、ドイツ香港シンガポール(「Zouk」)、韓国などのパーティーイベント活躍したフランスドイツにおいてもCaptain Funkの名を知る人多く1998年デビュー直後には既に同時期にデビューしたボブ・サンクラーや、エイフェックス・ツインダフト・パンク出演したフランス初の大規模エレクトロニック・ミュージックフェスティバル「Global Tekno」に唯一の日本人アーティストとして招待されライブ出演している。

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