BS松竹東急ベースボールシアターとは? わかりやすく解説

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BS松竹東急ベースボールシアター

(BS松竹東急ナイター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 17:17 UTC 版)

BS松竹東急ベースボールシアター』(ビーエス・しょうちくとうきゅう・ベースボールシアター 2022年度は『BS松竹東急ナイター』ビーエス・しょうちくとうきゅう・ナイター)は、2022年度から2025年6月までBS松竹東急で随時生放送されているプロ野球中継である。

概要

同番組は開局初年度の2022年8月に、オリックス・バファローズが主管する2試合(8月5日:北海道日本ハムファイターズ戦、10日:東北楽天ゴールデンイーグルス戦 会場:いづれも京セラドーム大阪[1]を生中継し、2023年度はタイトルを現在の「ベースボールシアター」に改めたうえで、オリックス主管16試合(いずれも会場:京セラドーム大阪)、並びに千葉ロッテマリーンズが主管するオリックス戦4試合(いづれも会場:ZOZOマリンスタジアム)の20試合を生中継した[2]

2024年度は、26試合(オリックス主管18試合〈1試合のみ沖縄セルラースタジアム那覇、それ以外は京セラドーム大阪〉、ビジター8試合〈千葉ロッテ主管4、福岡ソフトバンクホークス埼玉西武ライオンズ主管各2〉)を放送。

中継では「野球は極上のドラマだ!」をテーマに、オリックスの選手の個性を重視した応援実況を展開。また解説者にもオリックスのOBを中心に起用した[2]

同年9月4日・5日にはオリックス戦以外かつセントラル・リーグのカードでは初めて、横浜DeNAベイスターズ[3]広島東洋カープ戦を独自の実況で制作して中継した[4]。映像はTBSテレビからDeNA球団経由での映像提供ながら、スコア表示はオリックス戦中継と共通デザインの独自のものに差し替えたが、色調はDeNA球団のチームカラーに合わせてオリックス戦の紺色から明るめの青色に変えていた。

同年10月17日には、2024年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ『福岡ソフトバンク対北海道日本ハム』の第2戦を放送することが決定し、その中で、にんべんの協賛により、「60周年ロゴ入り つゆの素1L(3倍濃厚)×6本セット 各試合10名様」の視聴者プレゼントキャンペーン企画[5]を行った。なお、20日の第5戦にも同じ企画趣旨の放送が予定されていたが、福岡ソフトバンクの4連勝(アドバンテージ1含む)によりCS優勝=2024年の日本シリーズ進出により第3戦で終了、打ち切りとなったため取りやめとなった。

2025年度は、BS松竹東急が同年6月30日をもって放送を終了すると発表[6]したため、9試合に留まっている。なお、それ以前の時点では7月以降の中継日程も発表されていたので、7月1日よりBS松竹東急を継承して開局するJCOM BSで放送が継続となった場合に、引き続きプロ野球中継を行うかは未定。結果的に、6月11日の千葉ロッテ対広島戦がBS松竹東急での最後の中継となった。

同年5月1日のソフトバンク対日本ハム戦は、球団制作中継スポーツライブ+と同時放送とした。同様に、6月10日・11日の千葉ロッテ対広島戦は、球団制作中継を日テレNEWS24と同時放送とした。

基準放送時間

ナイターの場合、17:59-最大22:30まで。試合が早く終了した場合はフィラー放送あり

解説・アナウンサー(太字は阪急・近鉄・オリックスOB)

[2]

解説者
実況
  • 加藤暁
  • 田中大貴(DeNA戦も担当)
  • 林正浩(DeNA戦も担当)
  • 大前一樹(オリックスに球団職員として在籍経験あり)
  • 谷口廣明(2025年4月25日のDeNA×広島戦を担当)
  • 信川竜太(スポーツライブ+と同時放送の、同年5月1日のソフトバンク×日本ハム戦を担当)
  • 吉田伸男(日テレNEWS24と同時放送の、同年6月10日・11日のロッテ×広島戦を担当)
リポーター
  • 海里(スポーツライブ+と同時放送の、同年5月1日のソフトバンク×日本ハム戦を担当)
  • 南隼人(日テレNEWS24と同時放送の、同年6月10日・11日のロッテ×広島戦を担当)

出典

  1. ^ プロ野球<BS松竹東急ナイター> 昨年のパ・リーグ覇者 オリックス・バファローズ戦を2週に渡り生中継!!
  2. ^ a b c 【6月情報更新】オリックス・バファローズ本拠地開幕3連戦ほか公式戦20試合を生中継!
  3. ^ 松竹は、かつてDeNA球団の傍系前身である松竹ロビンスを元々のオーナーである田村駒と共同で経営し(運営は引き続き田村駒主導だが、松竹の経営参加時に『大陽ロビンス』から改名)、1953年の大洋ホエールズ(DeNA球団の直系の前身)との合併後も2年間は『洋松(大洋松竹)ロビンス』の球団名で大洋漁業(現:マルハニチロ)と共同で運営していた(1953年は現場のみ合併し、1954年は運営会社も合併。この時点で田村駒は経営から離脱)。また2024年現在では、2002年から2011年まで球団の親会社だったTBSホールディングスから大株主として出資を受けている。
  4. ^ 試合放送予定(2024年9月) - 横浜DeNAベイスターズ2024年6月5日閲覧。
  5. ^ 【10/17(木) ・10/20(日)プロ野球中継でチャンス】電話1本で応募!「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」視聴者プレゼントキャンペーン実施!
  6. ^ 「BS松竹東急」放送終了のお知らせ(2025年3月31日)

外部リンク




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