AIBOの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:58 UTC 版)
ERS-110 初代AIBO。ビーグル犬に似た外見。 1999年6月1日、最初にインターネットで限定発売された時には発売開始後わずか20分で売り切れになるなど大人気だった。グッドデザイン賞大賞受賞。 全高26.6 cm, 重量1.6 kg, 連続動作時間1.5時間, 自由度(駆動部)18,価格25万円(税抜)。 2015年9月には重要科学技術史資料(未来技術遺産)に指定された。 ERS-111 初代AIBOの改良版で、初め限定モデルとして発売。シルバーと黒の2色がある。 ERS-210 ライオンの子供がモチーフ。「ERS-110」から「ERS-210」までのデザイン原画はイラストレーターの空山基による。音声認識機能を備える。 全高28.1 cm(耳は含まず), 重量1.5 kg, 連続動作時間1.5時間, 自由度(駆動部)20, 価格15万円(税抜)。 オプションのIEEE 802.11b方式無線LANカードを内蔵し、AIBO-wareの一つである「AIBO Navigator 2」を用いることで遠隔操作が可能。 オプションのソフトウェア「おりこうAIBO」によって電池が切れかけると自分で充電器まで歩く自己充電機能も追加できる。この機能は松本人志のアイデアによるもの。 ERS-300(LATTE&MACARON) キャッチコピーは「ココロのAIBO」。モチーフはクマイヌ。デザイン原画製作はイラストレーターの若野桂。 AIBO-wareというソフトウェアを入れることによって、おっとり型の「ラッテ」とやんちゃな「マカロン」と性格の違うAIBOになる。 全高28 cm, 重量1.5 kg, 連続動作時間2.5時間, 自由度(駆動部)15, 価格9万8,000円(税抜)。 ERS-220 ヘッドライトやLEDを備えた近未来志向のデザイン。宇宙探査ロボットをコンセプトとしたデザインは河森正治によるもの。 「ERS-210」同様オプションの無線LANカードと「AIBO Navigator 2」を用いることで遠隔操作が可能。 全高29.6 cm, 重量1.5 kg, 連続動作時間1.5時間, 自由度(駆動部)16,価格18万円(税抜) ERS-31L ERS-300系の廉価モデル。モチーフはパグ犬。 ERS-311B/312B、ERS-311B/X Bluetoothによる通信機能搭載。「AIBOハンディビューワー」でコミュニケーション可能。 ERS-210A/220A 「ERS-210/220」の改良型。内蔵CPUの処理速度の向上などが改良点で、外見上は見分けがつけにくい。本体下部に「Super Core」のロゴステッカーが貼り付けられている。 ERS-7 初代に丸みを持たせたようなデザインを持つ。AIBOシリーズの集大成と位置づけられている。 ERS-7M2 「ERS-7」の改良型。 ERS-7M3 「ERS-7M2」の改良型。ブログを書く事が可能。飼い主による遠隔操作も容易にできる。 2006年3月末にAIBO本体の生産、販売が終了したため、事実上最終モデルとなった。 ERS-1000 2017年11月1日発表。2018年1月11日発売予定。ロゴは小文字の「aibo」に変更された。突起部を除く大きさは立ち姿勢で、幅が約180 mm, 高さ293 mm, 奥行き305 mm, 重量は約 2.2 kg。
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