21・361系統
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「横浜市営バス滝頭営業所」の記事における「21・361系統」の解説
No.運行区間21A 桜木町駅 - 日本大通り駅県庁前 - 元町 - 柏葉 - 山元町1丁目 - 旭台 - 根岸駅 - 磯子警察署前 - 市電保存館 21C 根岸駅 - 磯子警察署前 - 市電保存館 361B 根岸駅 → 磯子警察署前 → 市電保存館 → 岡村町 → 笹堀 → 浜小学校前 → 汐見台1丁目 → 屏風ヶ浦駅 → 磯子駅 1928年11月10日: 市営バス開業時に根岸線:桜木町駅 - 市役所前 - 亀ノ橋 - 地蔵坂上 - 山元町 - 滝ノ下(旧55系統のルートに近い)として開設、後に不動下へ延伸 1933年2月3日: 不動下から磯子へ延伸、桜木町駅 - 山元町 - 磯子間の運行となる 1941年10月1日: 戦時下の燃料・資材・人員不足により路線休止 1950年7月1日: アメリカ進駐軍第八軍輸送司令部の要請により21系統桜木町駅 - 長者町1丁目 - 旭台 - 磯子間(旧22系統のルートに近い)として復活 1959年以前: 21系統の運行を長者町廻りから元町・柏葉廻りに変更 1961年3月10日: 55系統亀の橋線桜木町駅 - 亀之橋 - 旭台 - 磯子車庫(現:市電保存館)を新設 1961年9月15日: 22系統石川町線桜木町駅 - 長者町1丁目 - 旭台 - 磯子車庫(現:市電保存館)を新設なお、当時から22・55系統の運行は少なく、21系統は65回、22系統は5回、55系統は6回の運行とされている 1965年5月1日: 根岸駅ロータリーへ乗入れ、21・22・55系統桜木町駅 - 根岸駅区間便を新設このときには21系統67回・根岸駅発着便35回、22系統7回・根岸駅発着便1回、55系統17回・根岸駅発着便35回と、55系統の運行が増えているが後に再減便されている 1967年6月15日: 根岸駅 - 滝頭車庫(現:市電保存館)区間便(C)を新設 1978年頃: 桜木町駅 - 根岸駅区間便(B)を廃止、桜木町駅 - 根岸台運行便を新設 1994年10月17日: 22系統石川町線と55系統亀の橋線を廃止 詳細時期不明: 深夜バス362系統根岸駅 - 市電保存館 - 笹堀 - 給水塔前 - 浜小学校前新設 2006年3月27日: 桜木町駅 - 根岸台運行便(E)を廃止 2008年4月14日: 深夜バス362系統を根岸駅 - 磯子駅間運行に変更、汐見台団地内を廻る運行は廃止 2009年6月1日: 333系統雨の日臨時便市電保存館 - 根岸駅を新設 2012年5月14日: 333系統雨の日臨時便市電保存館 - 根岸駅を廃止 21系統は、市街中心部から柏葉・山元・根岸台地区を経て根岸駅・滝頭営業所裏の市電保存館前まで至る当営業所の主要系統である。旧横浜市電から転用された麦田トンネルを通過したあと柏葉通り・横浜駅根岸道路を経て丘へ上がり、不動坂にて急坂を登降坂するなどアップダウンの多い経路を辿る。系統名は「根岸台線」であるが旅客案内ではほとんど使用されない。ほぼ全便が桜木町駅 - 市電保存館の通し運行であるが、数便のみ根岸駅 - 市電保存館の入出庫便が運行される。麦田町 - 市電保存館間は273系統(「急行」ふれあいバス)が並行して運行されている。かつては同じく横浜駅根岸道路を運行する103系統と同様に根岸台折返便が存在したが現在は運行されていない。また子系統として地蔵坂を経由する(旧)55系統や長者町1丁目経由の(旧)22系統が存在したがいずれも廃止されている。一時期は市電保存館 - 根岸駅間を往復運行する雨の日臨時便が運行されていた。この雨の日臨時便は21系統として旅客案内されていたものの、書類上では333系統という別番号が付与されていた。 当系統の桜木町駅 - 山元町 - 根岸台の運行は古く、市営バス開業時から根岸線:桜木町駅 - 地蔵坂上 - 滝之上として開設されており、1932年8月5日に市営バス路線で系統番号が採用された際には5系統とされた。また、現在の根岸森林公園に存在した根岸競馬場への観戦客輸送でも市営バスは大活躍し、春秋2回の横浜競馬開催時には鉄道省線との連絡運輸切符が設定・販売されたほか、一般路線である当時の5系統を一時運休して30台体制で専ら桜木町駅 - 競馬場間の輸送を行っていた。戦時下の路線休止を経て1950年には21系統として復活しているが、復活当初の経路は現在の元町・麦田廻りではなく後の旧・22系統に近い経路であった。 361系統は、根岸駅 - 市電保存館を21系統と同経路で運行した後78系統の経路に入り汐見台団地を経由、磯子駅で終着となる深夜バスである。21系統の子系統とされており、一部において当系統と同経路を経由するが78系統の深夜バスとして機能している。
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