2036年の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 02:09 UTC 版)
「ジョン・タイター」の記事における「2036年の状況」の解説
タイターのいた2036年は、以下のような状況だという。 テレビと電話はインターネットにより提供されている。 タイムマシンが実用化されて既に2年が経過しているものの、その存在を信じていない人々も大勢いる。 タイムマシンは世界の幾つかの国が複数台所有しているが、一般市民が使用できるわけではない。 無線のインターネット接続がどこでも可能になっている。核戦争後の荒廃で物理的アクセスに制約があるため、コミュニケーションツールとして重宝されている。 プログラミングの主流が、「If/Then」方式から「If/Then/Maybe」方式へと変わっているという 要出典:自らを『自分はコンピューターのエキスパートではない』と何度も言及している。タイター自身がプログラミングに関して記述した部分は原文には存在しない。 タイターが2001年に来たとき新聞などで見た企業(デル、グーグル、マイクロソフトなど)は、そのどれもが存在していない。 要出典:原文においてタイターがデル・グーグル・マイクロソフトに関して語った部分は見当たらない。 一般的にデジタルカメラが主流で、フィルムカメラは主に専門家などが使用している。 宇宙人は見つかっていない。タイターは現在UFOとされているものはタイターの時代よりもっと未来からのトラベラーなのではと語った。 飲料水や淡水の確保が大きな問題となっている。 地球温暖化は、さほど問題になっていない。 出生率は低い。 エイズと癌の治療薬は発見されていない。 核戦争による汚染がひどい。 核戦争の後、人類は戦争に疲れ果て、それぞれの国が孤立化した状態になる。現在のような活発な外交関係は無くなる。他国への航空便などは存在するが、本数は今よりも格段に少なくなる。しかし、核兵器や大量破壊兵器が完全に消滅したわけではなく、世界中にはまだ多数の兵器が存在している。 人間の平均寿命が60歳に満たなくなる。また、警察国家を信奉する勢力を壊滅させたとはいえ、完全に消滅したわけではない。そうした勢力が、タイターらの住むコミュニティ外に密かに存在している。そうした集団との戦争は続いている。 信仰は2036年の人々の生活の中でも大きな存在であり、タイター自身もキリスト教徒であるが、宗教自体が現在のような一様な価値観からもっと個人的なものに移り変わっている。また、お祈りの日も日曜日ではなく土曜日になっている。 善悪についての考え方が大きく変わった(一人の人間がとるあらゆる行動は、どこかの世界線において行われている、という世界観が広まったため)。
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