2013年11月発売モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 14:13 UTC 版)
「BDZ」の記事における「2013年11月発売モデル」の解説
EWシリーズ・ETシリーズに備えている「ワイヤレスおでかけ転送」がこれまでの「Xperia」に加え、iPhone/iPad、Android搭載端末にも対応したことで、多様な端末で録画番組を持ち出すことが可能に。また、これらの端末ではホームネットワーク内でストリーミング配信を行うことで、BDZで受信している放送中の番組や録画した番組を家中で視聴できる「家じゅうどこでも視聴」を新搭載した。なお、「ワイヤレスお出かけ転送」は「Xperia Z1(NTTドコモ向けのSO-01F、au向けのSOL23)」など対応の「Xperia」では録画した番組の画質を落とさずホームネットワーク機能で転送する機能を加えたことでフルハイビジョン画質の録画番組の転送が可能になったほか、「家じゅうどこでも視聴」はDLNA準拠の「ソニールームリンク」対応テレビやパソコンでも利用できる。 また、リモコンは「録画」や「再生」に関わる使用頻度の高いボタンを大きく押しやすく配置し、使用頻度が限られる10キーや削除キーなどをスライド収納式にしたことでコンパクト化された「らくらくリモコン」を採用し、このリモコンに備えたボタンを押すだけでテレビ画面上に操作メニューを表示する「らくらくスタートメニュー」にはカラーイラストが入り、画面上にリモコンの操作方法を追加した。 ETシリーズは高画質回路を「CREAS 5」に更新。最上位モデルのEX3000に搭載されている「CREAS Pro」に採用されている16ビット処理対応の映像信号技術「Super Bit Mapping for Video」を新搭載したほか、4K UHD対応テレビ用の画質設定機能も追加し、モニター別画質設定に「4Kテレビ」を、本体の画質設定に「BDシネマ(4Kテレビ)」をそれぞれ追加した。また、テレビとHDMIケーブルで接続することでテレビ内蔵スピーカーだけでも高音質にできる音響技術も備えており、7.1chサウランドをバーチャルに再現するバーチャルサウランド技術「S-Forceフロントサラウンド」、失われた音を時間領域で復元して音声の圧縮によって失われがちな微小な音を再現する「ハーモニクスイコライザー」、テレビのアンダースピーカーから出力される音の位置を仮想的に上方に持ち上げて映像と音声の定位を一致して自然な音声に補正する「テレビ音声位置補正」を搭載する。 「もくじでジャンプ」には改良が加えられ、見たいコーナーを複数選択することで、見たいコーナーだけを連続再生することができるようになった。 ETシリーズでは2012年モデルのET#00系と異なり3番組録画において一部制限があるため、その注意事項が取扱説明書や公式HPに記載されている。すなわち、3番組を同時にSRモードなどのAVC圧縮で予約すると、うち1番組は内部的にDRモードで放送波のまま一時録画され、バックグラウンドで改めてAVC圧縮が行われる。当然、おでかけ転送ファイルの同時作成もされず、この時までおでかけ転送は出来ない。また、「おまかせ・まる録」機能も3番組目には適用されない。これらを意識して録画予約や「おまかせ・まる録」機能を使わないと意図しない結果が引き起こされる事があるので注意が必要である。 2014年モデル発表後もシングルチューナーモデルは2015年3月にE520が発売されるまで、E510が継続販売された。 BDZ-E510 HDD 500GB - BDZ-E500B/E500Wの後継機。 BDZ-EW510 HDD 500GB - BDZ-EW500の後継機、2番組同時録画対応。 BDZ-EW1100 HDD 1TB - BDZ-EW1000の後継機、2番組同時録画対応。 BDZ-ET1100 HDD 1TB - BDZ-ET1000の後継機、3番組同時録画対応。 BDZ-ET2100 HDD 2TB - BDZ-ET2000の後継機、3番組同時録画対応。
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