2代目 RT1/2/3/4型(2007-2010年)
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「ホンダ・クロスロード」の記事における「2代目 RT1/2/3/4型(2007-2010年)」の解説
2007年2月22日、2006年にモデルチェンジした3代目CR-VがプレミアムSUVクラスへ上級移行したため、初代・2代目CR-Vユーザーの受け皿になる車種として登場した。目標月間販売台数は3,000台と発表されている。2代目ストリームをベースに、3ナンバーサイズで3列7人乗りのクロスオーバーSUVとして登場した。エンジンはストリーム同様のR18A型とR20A型が設定されているが、トランスミッションはFF、4WDとも5速ATに統一されており、パドルシフトの設定もない。排気量でギア比が異なり、1.8Lは経済性重視の設定で、2.0Lはアクティブなユーザーに向け動力性能重視の設定となっている。 ボディサイズは全長4,285mm×全幅1,755mm×全高1,670mmであり、全長はコンパクトカークラスであるが、幅広い使い方を意識し高い車高と四角い形により幅方向に広い居住性が確保され、3列7人乗りを実現している。 1.8Lの一部グレードは、バンパー・フェンダーが無塗装でアクティブなイメージを醸し出し、最下級グレード「18L」は、キーレスエントリーが非装着(パワードアロックは搭載)でホイールキャップなしの銀色のスチールホイールという、現在のミドルクラス乗用車ではあまり見かけられない仕様である。このようなグレードは、価格帯を低く見せるための戦略価格車(量販車種ではない)で、過去にもCR-Vやステップワゴン / S-MXなどで見られ、他社でもトヨタ・アクア L、トヨタ・ヴィッツ FMパッケージなどで現在も見られる。 4WD車には、VSAの機能を拡張し、坂道発進をアシストするヒルスタートアシスト機能(車両挙動を安定させるVSAの機能を使い、坂道発進の際にクルマが後退するのを防ぐ)が採用された。 2007年8月30日 - 「18L」/「18X」/「20X」の特別仕様車「HID エディション」が発売された。 12月20日 - 「18L」/「18X」/「20X」の特別仕様車「HDDナビ エディション」が発売された。 2010年8月末 - 販売不振のため生産・販売を終了した。3年8か月と短い販売期間であった。 エンジンルームR20A型エンジン
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