1986〜1990年
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1986年(昭和61年)2月8日 - 草薙園火災、青森県弘前市。草薙園の園生が隠れてたばこを吸い、その吸い殻を積んであった寝具に捨てたため出火。死者2名。 2月11日 - ホテル大東館別館「山水」火災、静岡県賀茂郡東伊豆町熱川温泉。死者24名。 4月21日 - 菊水館火災、静岡県賀茂郡河津町。本館1階ラウンジ近辺から出火。1927年(昭和2年)築の老朽木造建築であったこと、火災の発見・通報が遅かったこと、火災当日の夜間防火体制が警備員1名であったことなどから、火勢が強く、火の回りが早かった。死者3名。 7月31日 - 陽気寮火災、兵庫県神戸市北区。寮の部屋の押入から出火。自力避難不能者や自力避難困難者が犠牲になった。死者8名。 1987年(昭和62年)2月11日 - 佛祥院火災、静岡県富士市。施設内読経室から出火。読経室は入口が施錠されており、窓には鉄格子がはめられていた。死者3名。 6月6日 - 東京都東村山市の老人ホーム松寿園で火災、寝たきり老人ら17名焼死。この火災を契機として、特別養護老人ホームにスプリンクラー設備の設置を義務づけられる規模が6,000m2から1,000m2に強化された。 9月21日 - 近鉄東大阪線ケーブル火災、大阪府東大阪市・奈良県生駒市。近鉄東大阪線(現・近鉄けいはんな線)生駒トンネル内の通信ケーブルが燃えガスが充満。死者1名。 1988年(昭和63年)5月18日 - プリアムーリエ号火災事故、死者11名。 1989年(平成元年)2月16日 - 神奈川県横浜市神奈川区で貨物船から出火。死者11名。 4月5日 - 熊谷養鶏場宿舎放火殺人事件、埼玉県熊谷市。死者1名。 8月2日 - 神奈川新聞花火大会暴発事故、神奈川県横浜市中区。死者2名。大会中に花火が暴発したことにより発生。 8月24日 - スカイシティ南砂火災、東京都江東区。28階建高層共同住宅の24階居室から出火。共同住宅火災ではこれまででもっとも高い階で発生した。死者なし、負傷者6名。 1990年(平成2年)3月18日 - 長崎屋尼崎店火災、兵庫県尼崎市。死者15名、負傷者6名。スプリンクラー設置基準が強化された。「適マーク」交付の建物からの出火により、同制度の見直しのきっかけとなった。 5月26日 - 東京都板橋区の石油化学工場で爆発火災。死者8名。 11月23日 - 愛知県豊橋市のスナックで放火。死者5名。
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