10月10日の誕生花
10月10日の誕生花一覧
10月10日の誕生花は、「センニチコウ」、「ブバルディア」、「サンビタリア」が存在する。センニチコウとサンビタリアは6月から10月にかけて開花する一方、ブバルディアは10月から12月が開花時期となっており、この中ではブバルディアが最も遅い開花となる。旬の時期もセンニチコウとサンビタリアが夏から秋なのに対して、ブバルディアは秋から冬と1シーズン遅れている。#センニチコウ
センニチコウは、ヒユ科センニチコウ属の一年草である。原産は南米のパナマ及びグアテマラであり、日本では園芸目的で広く栽培されている。南米の熱帯地域が原産であるため、暑さには非常に強い耐性を持っている。茎が長く、茎頂には直径2~3cmの花をつける。花の色は赤紫、ピンク、白、赤のいずれかであり、その鮮やかな色から切り花や鉢植え、ドライフラワーに活用されることもある。
センニチコウはセンニチソウという別名でも知られる。漢字ではそれぞれ、「千日紅」「千日草」と表記する。「千日」は、長期間にわたって花の色鮮やかさが損なわれないことに由来したものである。事実、花色の劣化をほとんど起こすこと無くドライフラワーにすることが可能であり、さらにドライフラワーにした後も色鮮やかさを長期間にわたって保ち続ける点については特筆に値するだろう。
●センニチコウの花言葉
センニチコウは、「変らない愛情」「不朽」などの花言葉を持つ。いずれも長期間にわたって色鮮やかさを保ち続けることに由来しており、他にも「朽ちぬ愛情」「不死」「不滅の友情」など、変わらないことを称える言葉や不変の愛情・友情を誓う言葉が花言葉として選ばれている。
このことからも、「変わらないこと」の象徴としてセンニチコウが人々に親しまれていることが伺える。
#ブバルディア
ブバルディアはアカネ科ブバルディア属の多年草である。原産地はメキシコで、日本では切り花や花束などに利用されている。耐寒性は低く、家庭で栽培されることは少ない。ブバルディアの名前は、17世紀のフランス国王ルイ13世の侍医と庭園長を兼任していたシャルル・ブバールにちなんでつけられた。ブバリアと呼ばれることもあるほか、「管丁字」という和名でも知られる。和名は細い管状の茎の先に花がつくことに由来するものである。
●ブバルディアの花言葉
ブバルディアの花言葉は「交流」「空想」「親交」「情熱」などが存在する。ブバルディアには約30の原種があり、これらをかけ合わせることで数多くの園芸用品種が生み出された。「交流」や「親交」といった花言葉はこうした多様な品種交配が行われたことを背景にしてつけられている。
他者同士の結びつきを表す花言葉を持つことから、縁結びの象徴としてウェディングブーケに使われるケースも存在する。また、園芸家の尽力によって多くの品種が生まれたことにちなんで、「空想」や「情熱」といった花言葉がつけられた。
#サンビタリア
サンビタリアはキク科の一年草で、原産地はアメリカ南西部及び中南米である。10cmから20cmの草丈で、ヒマワリに似た黄色い花弁を持つ。ただし、花のサイズは2cmと非常に小さい。花の中心部は咲き始めの頃は緑色だが、時間の経過とともに茶色に変色していく。日本には明治時代に持ち込まれて以来、育てやすい園芸向けの花として親しまれている。「ジャノメギク」の和名でも知られており、花の形が蛇の目模様に似ていることに由来する。
●サンビタリアの花言葉
サンビタリアの花言葉は、「私を見つめて」がある。由来はその外観で、小さな花を多くつけるところが自己主張をしているように見えるところからこの花言葉がついた。また、花の中心部が徐々に変色していくさまから、徐々に愛情が成熟していく様子を表現する「愛の始まり」という花言葉も存在する。
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