1国1開催厳守時代とは? わかりやすく解説

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1国1開催厳守時代(2007-2019)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:56 UTC 版)

フォーミュラ1」の記事における「1国1開催厳守時代(2007-2019)」の解説

原則として1つの国で開催されるグランプリ (GP) は1シーズン1回だけ(1国1開催)と定められている。通常開催名は「国名+グランプリ」で表されるため、これらの例外では以下のような「別名」を使用していた。 地域名冠するヨーロッパGP - ヨーロッパ各国で1国2開催場合用いられる1983年1985年ブランズハッチ(→イギリスGP)、1993年ドニントンパーク(→イギリスGP)、1994年1997年ヘレス(→スペインGP)、1984年1995年から1996年、および1999年から2007年ニュルブルクリンク(→ドイツGP)で開催されている。また、2008年から2012年までスペインバレンシア市街地サーキット(→バレンシアGP)で開催された。2016年アゼルバイジャンバクー市街地コース開催された(→翌2017年からアゼルバイジャンGP)。 パシフィックGP(→日本GP)- 日本でも2開催されことがある1994年1995年TIサーキット英田(後の岡山国際サーキット)で行われた地名を冠するペスカーラGP(→イタリアGP) - 1957年ペスカーラ・サーキット行われた近隣国名借りる例サンマリノGP(→イタリアGP) - 1981年から2006年までサンマリノ共和国の名を冠しイタリアイモラ行われたスイスGP(→フランスGP) - 1982年スイスの名を冠しフランスディジョン・プレノワ行われたルクセンブルクGP(→ドイツGP) - 1997年1998年ルクセンブルクの名を冠しドイツニュルブルクリンク行われた1997年は1国2開催スペインGPヨーロッパGPドイツGPルクセンブルクGPイタリアGPサンマリノGPの3例行われた極端な例としては、1982年アメリカでアメリカ西GP」(ロング・ビーチ)・「アメリカGP」(デトロイト)・「ラスベガスGP」(ラスベガス)という1国3開催が行われた。 しかしながらFIA2007年以降は1国1開催原則徹底する方針示しており、同年から2014年までドイツGPニュルブルクリンク2007年2009年2011年2013年)とホッケンハイム2008年2010年2012年2014年)で交互開催されたが、2015年ニュルブルクリンク財政難により中止となった2008年からスペインバレンシア行われたヨーロッパGP2012年終了し2013年よりスペインでのF1開催カタロニアのみとなった2016年ヨーロッパGPアゼルバイジャン初開催された際にその名称が復活したが、翌2017年からアゼルバイジャンGPに名称を変更している。 また、2007年の日本GP富士スピードウェイ開催されることが決まると鈴鹿サーキットが別名称での開催継続要請したものの、原則もあってカレンダーから外れた。なお、鈴鹿サーキット限らずイモラでのサンマリノGP開催もこれを受けて2006年の開催最後にカレンダーから外れている。FOAバーニー・エクレストンは、2007年および2008年富士スピードウェイ日本GP開催し2009年以降鈴鹿富士隔年開催することを発表していたが、富士F1撤退に伴い2010年鈴鹿開催されることとなった2018年まで鈴鹿サーキットでの日本GP開催契約結ばれていたものの、観客減少影響2019年以降開催厳しい状況であったそんななか2018年からリバティメディアにF1の運営が代わったことに伴い再交渉実施されその結果2018年8月31日に、2021年までの開催継続決定した発表された。

※この「1国1開催厳守時代(2007-2019)」の解説は、「フォーミュラ1」の解説の一部です。
「1国1開催厳守時代(2007-2019)」を含む「フォーミュラ1」の記事については、「フォーミュラ1」の概要を参照ください。

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