プルートーとは? わかりやすく解説

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プルートー【Pluto】

読み方:ぷるーとー

[一]ローマ神話死後の世界の神。ギリシャ神話ハデスにあたる。

[二]冥王星(めいおうせい)。


プルートー 【Pluto】

ローマ神話死者の国の神。また冥王星の名。

プルートー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 14:44 UTC 版)

プルートーラテン語Plūtō)は、ローマ神話における冥界を司る[1]ギリシア神話ハーデースがローマ神話に取り入れられたものである[1]日本語では長母音記号を省略しプルト[2]プルートプルトー[3]などともいう。

この名はギリシア語プルートーンΠλούτων, Plūtōn, 「富める者」の意)が転訛したもので、ハーデースの呼称の一つだった[1]。これをラテン語に訳したディース・パテル(Dis Pater)という名でも知られる[1]

本来はギリシア神話の神であるため、神話はほとんどがハーデースのものである。後に死の神オルクスや慰霊の神フェブルウスと同一視された[1]

現代西洋占星術では冥王星の守護神とされる。

他の分野での言及

ダンテの『神曲』「地獄篇」にも同名の神が登場する。

核兵器原子力発電所で利用されているプルトニウム(Plutonium)の語源は、先に発見された放射性元素であるウランネプツニウムがそれぞれ、その名前がウーラヌスに由来する天王星ネプトゥーヌスに由来する海王星に因んで命名されたのを継承して、冥王星に因んで命名された。

出典

  1. ^ a b c d e 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年、190,215,220頁。
  2. ^ マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル『ギリシア・ローマ神話事典』大修館書店、1988年、402頁。
  3. ^ 松村一男『世界の神々の事典 - 神・精霊・英雄の神話と伝説 - 』学研〈Books Esoterica 事典シリーズ 5〉、2004年、ISBN 978-4-05-603367-0、132頁。

関連項目

  • 死神
  • プロセルピナ
  • プルトニオン英語版 - プルートーに関連付けされた聖域。冥界への入り口ともされ、有毒なガスが立ち込める場所を聖域とする。

プルートー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 09:04 UTC 版)

F式蘭丸」の記事における「プルートー」の解説

よき子のクラスメート。もさ男で怪力持ち主更衣日々喧嘩をしている。よき子の目には、彼もクラスメートと同様、ネンネ自分からかっているように見えていた。

※この「プルートー」の解説は、「F式蘭丸」の解説の一部です。
「プルートー」を含む「F式蘭丸」の記事については、「F式蘭丸」の概要を参照ください。

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