黎明期の成人映画へとは? わかりやすく解説

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黎明期の成人映画へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 08:53 UTC 版)

大西秀明」の記事における「黎明期の成人映画へ」の解説

東映退社後の大西は、白川良夫代表取締役山内敏男取締役本部長務める新映プロダクション成人映画BG物語 好きならあげる』を監督独立系成人映画世界進出した同作は、東映京都撮影所大部屋女優であった井瀬昌枝(のちの加山恵子)を起用して井瀬須子」の名でクレジットし、1965年昭和40年5月公開された。井瀬は東映にまだ籍があり、前年設立され東映京都テレビプロダクション同年製作したテレビ映画新選組血風録第13話強襲十津川屋敷』(監督佐々木康)に出演同作同年10月3日放映されているが、同作最後に退社、「加山恵子」と改称し同年11月公開された『牝』(監督竜神昇)、『血と肉』(監督深田金之助)に主演した大西は、同年8月公開された『愛欲以降大西 孝典改称した。翌1966年昭和41年1月公開の『鏡の秘事』ではふたたび加山主演起用同年3月公開の『夜ひらく花』も加山主演撮り大西は、同作最後に新映プロダクションを去る。 『日本映画発達史』の田中純一郎は、同書のなかで成人映画黎明期のおもな脚本家監督として、若松孝二高木丈夫本木荘二郎変名)、小林悟新藤孝衛糸文弘小川欽也小森白山本晋也湯浅浪男宮口圭、深田金之助南部泰三藤田潤一小倉泰美浅野辰雄渡辺護片岡均水野洽変名)、福田晴一の名を挙げたが、大西には触れていない。西原儀一は、既存映画監督のなかでこの時期成人映画を手がけた監督として、小川欽也福田晴一深田金之助倉橋良介田中徳三萩原遼の名を挙げたが、大西には触れていない。大西成人映画転向した1965年は、山本晋也渡辺護向井寛らの監督デビュー年と同一であり、大西成人映画黎明期映画作家であるといえる1966年9月公開された『甘い吐息以降は、映建工芸製作する作品大西自らが製作・監督した1969年昭和44年2月公開された『甘きつつ噛む』を加山主演に製作・監督したが、大西は「健康を害して映画界引退した同作最後に加山映画界退いている。 大西が満53歳であった1976年昭和51年12月24日発行された『日本映画監督全集』の大西の項によれば引退後京都太秦帷子ノ辻駅付近にアテンション・プリーズという名の喫茶店経営していたという。結婚年等は伝えられていないが、一男一女残した2015年平成27年)現在、同店は存在しない没年不詳

※この「黎明期の成人映画へ」の解説は、「大西秀明」の解説の一部です。
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