黎明期の滋賀県の図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 14:46 UTC 版)
「江北図書館」の記事における「黎明期の滋賀県の図書館」の解説
慶応2年(1866年)、福沢諭吉は『西洋事情』にて西洋諸国の文庫(図書館)として「ビブリオテーキ」を紹介した。1872年(明治5年)には東京に日本初の公共図書館である書籍館(後の帝国図書館、現・国立国会図書館)が設置され、1873年(明治6年)には滋賀県の大津・京町に集書館が設置されるが、集書館はこれ以後の記録が残っていない。1879年(明治12年)には大津師範学校内に書籍縦覧所が設置されたが、この施設は時代の趨勢に合わないものであったために1887年(明治20年)に廃止された。1899年(明治32年)に図書館令が公布されると、滋賀県ではこの時代初の図書館として、1901年(明治34年)に神崎図書館が設置されている。
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