黄金長方形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 01:11 UTC 版)
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黄金長方形(おうごんちょうほうけい、英: golden rectangle)とは、縦横の長さの比が黄金比、すなわち
黄金長方形と黄金螺旋。 一辺の長さがフィボナッチ数の正方形を貼り合わせてできる長方形の形は、黄金長方形に収束する。 黄金長方形は自己相似性を持ち、黄金長方形から最大の正方形を除く(もしくは加える)と、残った長方形は元の黄金長方形と相似になる。これを繰り返すと、無数の自己相似な図形が出来ていく。
図のように、正方形の列において角の点を滑らかにつないでいくと、渦巻が出来ていく。この渦巻は、巻貝の貝殻などに見られる対数螺旋の一種であり[注 1]、黄金螺旋と呼ばれる[1]。黄金螺旋は、90度の回転毎にφ倍拡大(縮小)されるため、式では以下のように表される[1][3]。
黄金長方形と渦巻き。 黄金長方形の短辺を斜辺ではない長辺とする、斜辺ではない短辺との比率が2:1である四つの合同な直角三角形を、黄金長方形の内部に配置するができる。これを無数に繰り返すことで、一回の繰り返しごとにφ倍小さくなり、arctan1/2回転する、無数の自己相似な長方形を描くことができ、直角三角形の角の点を結べば渦巻きを描くことができる。
無数の直角三角形の角を結んでできる螺旋は、ピッチが
作図

ピタゴラスの定理より、
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f Weisstein, Eric W. "Golden Rectangle". mathworld.wolfram.com (英語). 2025年2月1日閲覧。
- ^ “一般的な名刺のサイズは、なぜ91×55mmなのか?|東京名刺センター|東京オフィスサービス”. 2025年2月1日閲覧。
- ^ 金原博昭. “黄金比・黄金二乗比および白銀比・白銀二乗比に基づく対数螺旋”. 2025年2月3日閲覧。