等脚台形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 06:42 UTC 版)

等脚台形(とうきゃくだいけい、米語:isosceles trapezoid, 英語:isosceles trapezium)は、台形の一種で、1本の底辺の両端の内角が互いに等しい図形である。このとき、もう一組の底辺の両端の内角も互いに等しくなる。等脚台形は線対称な図形であり、その対称軸は2本の底辺それぞれの中点をともに通る直線である。
等脚台形では右図での辺ABと辺CDのように台形の脚の長さが互いに等しくなる。等脚台形の名称はこの性質に由来するが、一方、平行四辺形も台形の一種であり、この場合、台形の脚の長さも等しくなるので、(等脚台形の脚の長さは等しいが)「脚の長さが等しい台形は、等脚台形である」という認識は誤りだと言える。
等脚台形のうち、底辺BCとADの長さも等しい場合は長方形となる。したがって長方形は等脚台形の特殊な形である。長方形とは、等脚台形であり、かつ平行四辺形でもある四角形だということができる。
等脚台形の面積Sを求める公式は台形の場合と同一で
「等脚台形」の例文・使い方・用例・文例
- 等脚台形という平面図形
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