ケプラー三角形の作図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 07:26 UTC 版)
「ケプラー三角形」の記事における「ケプラー三角形の作図」の解説
ケプラー三角形は初めに黄金三角形を作ることで、定規とコンパスによる作図により作図することが可能である: 一辺が1の正方形を作図する 正方形の片側の中点から反対側の角まで線分を引く その線分を半径とした円弧を描き、長方形の高さを定める 黄金長方形を作図する 黄金長方形の長辺を使用して、長方形の反対側と交差し、ケプラー三角形の斜辺を定義する円弧を描画する ケプラー自身は上述の方法とは違う方法でケプラー三角形を作図しており、実際、彼の前指導教官であったミヒャエル・メストリンへの手紙の中で「外中比(黄金比)で分割された直線上に直角三角形を作ると、その直角が区間点に置かれた垂直上にある場合、小さい方の脚は分割された直線の大きい方と等しくなる。」と書いている。
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