鳳凰閣(旧清明文庫)
名称: | 鳳凰閣(旧清明文庫) |
ふりがな: | ほうおうかく(きゅうせいめいぶんこ) |
登録番号: | 13 - 0072 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造3階建、建築面積548㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和8 |
代表都道府県: | 東京都 |
所在地: | 東京都大田区南千束2-3-1 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 東洋文明の啓蒙活動を行っていた清明会が設立した清明文庫の本館で,戦後出版社の所有となり鳳凰閣と称す。内装はモザイクタイルを用いるなど要所を飾るが,外壁は装飾的要素を控えた簡明なデザインとし,正面玄関上から立ち上がる4本の柱型に特色がある。 |
建築物: | 高遠閣 高鳥歯科医院診療所兼主屋 鯛よし百番 鳳凰閣 鹿児島市中央公民館 鹿児島県立博物館 鹿児島県立博物館考古資料館 |
鳳凰閣
鳳凰閣(旧・清明文庫)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 08:18 UTC 版)
清明文庫の創設は、東洋思想や仏教思想を普及させる団体として知られていた財団法人清明会(1920年設立)が1923年10月に、勝海舟の没後使われなくなっていた洗足軒を、清明会の講堂として譲り受けたことに始まる。 翌1924年には清明会が勝家から別邸の隣の土地の寄贈を受け、「勝海舟の遺蹟保存及び国民精神涵養のための図書を蒐集し、公衆の閲覧に供えて社会に貢献する」目的として、清明文庫が設立されるに至った。そして1928年には、講堂兼図書館である建物が完成する。1933年から活動を始めたが、清明会は設立者の体調不良などで、わずか2年後の1935年に活動を終えている。戦後の1954年、建物は学習研究社のものになり、「鳳凰閣」という名前になった。2012年には大田区の所有となり、勝海舟の業績を顕彰する記念館整備事業が行われ、2019年9月7日にオープンした(下記「勝海舟記念館」の節を参照)。
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